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1番そばで見守ってくれている存在を、あなたは大切にできていますか。

こんばんは。
Sioriです。

あなたにとって一番近くで見守ってくれている“もの”ってなんですか?


今日私がピックアップするのは。。。

トンボが動いている。
人が、何かを生み出している。

コピーライターは岩崎俊一さん。

株式会社トンボ鉛筆 新聞広告(2006)

この新聞広告のボディコピーのなかで、文房具というものを「傷つきやすく、たくましい。弱くて、かしこくて、とほうもなくあたたかい。そんな人間が、いちばん人間らしくあろうとするときに必要なもの。」と定義づけられています。

うれしいときも、悔しかった日も、寂しい夜も、文房具は黙って見守ってくれている。
それはまるで、何も言ってあげられることはないけど、頑張ろうと心を決めたときは、必ず味方になるからと言っているよう。
不器用で、職人肌で、だからこそ心強い存在。

悔しいことや嫌なことがあったとき、人は文房具に当たってしまいがちだけど、それもずっとその人の近くにいる証。その運命をすっと受け入れて、じっとこらえて、活躍できるときに向けて着々と準備してくれているのかもしれません。

いつもごめんなさい。

その代わり、報われたときには一番最初に伝えないといけませんね。
ねぎらいの言葉をたっぷりとかけてあげないといけません。
だって文房具は、前に進むのを信じて待ってくれている、私のいちばんのファンだから。

決してヒーローになることはないけれど、一番の貢献者。
決して出しゃばることはないけれど、一番なくてはならない存在。

そういうものを大切にできる人を、優しい人って呼ぶんだろうなぁと思ったりします。

ま、どれもこれも、文房具には全部お見通しか。
いつもありがと。


ではまた来週。


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