コロナ時間にeBayでよみがえる音楽その7:杏里の『グッド・バイ・ブギ・ダンス』

今回の伝染病でロックダウンになってから本格化したeBayでの商売。この春にあった初の返品について書いておこう。

結果から言えば、返品されてきた商品の入った郵便物が紛失してしまった。なので、あってなかったような返品。数字で記録されていても、私の店へ来るお客さんには見えていない。なのであまり記憶に残っていなかったのかも。

返品アイティムは、エスニック・プリントのルースパンツ。我が高校時代に近鉄の急行電車を通学で使っていた。帰り道に大阪方面から乗ってきたサーファーをたまに見かけた。彼女に作ってもらったのであろうかパステルカラーのキルトカバーに入れたデカいボードをドア越しに立てていた。そんな彼が着ていたのを彷彿させる80’sなアイティム。

そのパンツを購入してくれた女性客から返品を希望する知らせが届いた。返品理由には商品説明と実際のモノが一致しなかったからだ。そのパンツのブランドをグーグルった模様。私自身も知らなかったのが、本来テーンネージャーをターゲットに展開しているブランドだったのでサイズはペティート。その明記を私がウーマン扱いにしていたのでサイズが合わないということだった。基本、ビンテージや古着を扱っているので返品を受け付けない当店だが、この内容に関しては即座に了解し、返品の手続きを始めた。

と同時に「しまった」と気づいた頃にはすでに時遅かった。忙しさにかまけ、まずチェックしそびれた。それは、この購入者の評価欄に目を通さなかったこと。取引の4、5回毎にネガティブかニュートラルな評定をしては細い部分をねちねち指摘していた。明らかに典型的なクレーマーのひとりだった。もしもこの購買者が最初に値段交渉してきていたなら、間違いなく売らなかっただろう。

既に色違いの同じパンツが問題なく2枚売れていたので、着具合いなど当然のこと問題にしてもいなかったのが正直なところ。でも自分の情報取集の足りなさではあったので、こりゃ間違いなく良くないことを書かれるナと覚悟した。

そう思っていたら、幸か不幸か私の小包がなくなった。そのむねを相手にも伝え、自分の損失もかえりみず、本当に返送したのかどうかも分からないまま、返金手続きをした。そうするとこの購入者は何も書き残さなかった。店の評判を落とさなくて済んだので、それだけはこちらとしてはかなり助かった。身替りじぞうのような商品だったと初返品に対応してみて感じた。



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サンラおばさんのeBayストア
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48歳から人生の本編スタート。「生きる」記録の断片を書く活動みならず、ポエム、版画、パフォーマンス、ビデオ編集、家政婦業、ねこシッター、モデル、そして新しくDJや巨匠とのコラボ等、トライ&エラーしつつ多動中。応援の方どうぞ宜しくお願いいたします。