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にじさんじライバーの創作本棚(月ノ美兎編)

皆さんこんにちは、KiBnoです。

SNSを見ていると、VTuberの方の二次創作衣装や二次創作漫画を見ることができ、私もそれを楽しませてもらっています。

本当なら私もその輪の中に入りたいのですが、如何せん画力がないものですから、それは難しいです。

そこでもう一つの趣味である読書と掛け合わせて、こんな本読んでたらいいな~という理想と、この本お勧めしたいな~という妄想を、選書という形で紹介していきたいと思います。

今回は、にじさんじ一期生出身で委員長としても親しまれているVTuber、
月ノ美兎さんに対してお勧めする本を考えて選書していきます。

企画になりそう、みたいなことも考えながら選びました。
それぞれの本でなぜ選んだかと言うことも含めて本の紹介をしています。
また、今回は漫画は無しとします。何選んでも読んだことありそうなので。

最後に、ファンの方も楽しめる内容になっているので、もし気になった書籍があればぜひ読んでみてください。

本記事はAmazonアソシエイトリンクを活用しています。

1.絶滅危惧食

月ノ美兎さんといえば自分の興味に全力で突っ込んでいき、その様子を動画や生配信などで紹介している姿が印象的ですが、その中でも食に関する企画は非常に多く、私も楽しんで拝見しています。

下記リンクは動画でなく記事です。

そんな委員長にはやはり食に関する本をお勧めしたいですが、
普通の変な食べ物の本はもうすでに読んでいる可能性があるので、
少し変化球として選んだのが絶滅危惧食です。この本は名前の通り、
世界で環境問題や社会的圧力によって無くなりかけている食べ物の話が書かれています。

その主題はどんな食材があるかというより、食文化の危機から人類の課題を見出すという少しお固いものになっているが、紹介されている食文化をパラパラ読むだけでも面白い。

「絶滅危惧食〇〇を完全再現してみた」みたいな企画ができそうですね。

再現料理の動画は以前にも投稿されています。

2.シリコンバレー式超ライフハック

続いて紹介するのはいわゆるライフハック本。一見意識高い系の人が読むビジネス書のように見えるが、中身は科学的な物から眉唾物まで勢ぞろいで、『あえて「無防備」になっておそれを手放す』『シャワーの代わりに「泥」にまみれる』みたいなよくわからないものもあってそれをみてやんやいってるだけでも楽しい。

しかも、本書に記載されている42のライフハックのほとんどに具体例が記載されているので、実践も簡単にできる。これまでの委員長と似ているものでいうと、「断食道場」や「しあわせホルモン」が近いでしょうか。

中でもぶっ飛んでいたのは、本書の99ページから紹介されていた
「ホロトピック呼吸法」という呼吸法で、これによって母親のお腹の中の頃の記憶を呼び戻したというものです。
両親しか知らなかった保育器に入れられていた記憶を、呼吸によって思い出したというエピソードは妙に説得力があって面白かったです。

3.不幸な子供

作者であるエドワード・ゴーリーはホラーテイストの絵本を書くことで有名な作家であり、本書も例に漏れていない。あらすじは題名の通りで一人の子供が一冊を通して不幸になり通すという救いのない話。

委員長はヒロインがピンチになる展開が好きらしいので、この絵本とどのような化学反応が起きるかが楽しみな一冊として選びました。

幼いころに読んだ絵本を今の本棚にとってある様子も想像できますが、読んでいる様子は想像できないので、読むならこっちのタイプの絵本かなと思いました。

余談ですが、今回の選書にあたって委員長の配信やWikiとかを見直していたのですが、読書は漫画がメインの方の様ですね。結構考えて行動している方だと思っているので、
ちゃんとしたビジネス書とか読んで「あ〜ね、それわたくしも思ったことあるわ」とか言ってる姿を勝手に想像していましたがどうなんでしょうか。詳しい人がいたら教えてください。

4.4

これは私の好きなサブカルチャーに私の好きなサブカルチャーをぶつけたいというエゴの表出なので、選んだ理由は委員長に読んでほしいからというよりは、「この本を読んだ月ノ美兎をみたい」という方が正しいでしょうか。

本書は東大生で歌人の青松輝による短歌集なのですが、正直短歌初心者の私には難しくて、うまく言語化できないものもあり、それは委員長も同じかもしれませんが、それを読んで彼女が何を感じるかを知りたいですね。

短歌、これくらいでいいですか?こっちも忙しいんで……
おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃって生きてたらはちゃめちゃに光ってる夏の海
ーー青松輝

4 ナナロク社

にじさんじライバーの短歌集とか企画されないですかね。みなさん言語感覚が独特なので面白いと思うのですが。ホスト万葉集みたいな感じで、

5.ヘンな矢印標識

散歩が趣味だと言う委員長に、散歩の楽しみを増やしてほしいと思い選んだ一冊。最初は道端の野草に関する本にしようかと思ったのですが、委員長はすでに全部食べていると思ったのと、歪な人工物が好きな印象があるのでこちらを選択しました。

委員長をみていて感じるのは、世界への感度がとても高いことですね。路傍の石でもこの人のレンズを通せば、魅力あるミニチュア漬物石になります。
この時むやみにダイヤモンドにしないのも素敵です。

もしかしたらすでに委員長には、標識がテーマパークの園内マップくらいには見えているのかもしれません。もしそうなら似ている本で『ヘンな信号機』があるのでこちらをお勧めします。

終わりに

私はイラストも動画編集もできないので、大好きなにじさんじに何かを作って好きを伝えることは諦めていたのですが、こんな形でもやってみると意外と楽しいものでした。

この文章がご本人に届くとは思っていませんが、月ノ美兎のことを好きな人が読んでも面白くしたつもりです。ぜひ、「確かに好きそう」とか、「こっちの本も好きそう」みたいな意見や、今後のリクエスト等がありましたら、私のTwitter(現X)までお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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