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『都市と空 』vol.1

今回のイベントレポートは、きびだんご・PR担当のエイミーがお届けいたします!
クラウドファンディングサイト「Kibidango」と多様性あるポップミュージックを展開する「harineko」プレゼンツでお送りする、音楽と発見に溢れた一夜のイベント・【都市と空】。
第1回はKibidangoの夜の部活動「よるだんご」内の企画として開催されましたが、好評につき今回からは独立したイベントと相成りました。

▼よるだんご vol.13 レポート「 真夏の夜の特別ライブ」
https://kawaraban.kibidango.com/?p=5979

【都市と空】vol.1:はじまりの夜

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今回も、歌にごはんにアートブースと盛りだくさんの夜となりました。1つ1つレポートしていきたいと思います。どうぞ皆さま最後までお付き合いください。

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オルタナティブ音楽の系譜に連なる、
エモーショナル・インディーズロックバンド
『Charlotte is Mine (シャーロット・イズ・マイン)』

トップを飾ったのは、「Charlotte is Mine」のお2人。弾き語りでの活動期間を経て、2016年に結成されました。ノスタルジックな空気感と、ドリーミィな浮遊感をシンプルかつ有機的なアンサンブル、透明感と艶のあるエモーショナルな歌声で紡ぐインディサウンドを得意とし、幅広いフィールドで精力的に活動していらっしゃいます。

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会場は大「都市」東京・新宿のきびだんごオフィス。鏡越しに伺えるように、階段から2階までびっしりと溢れんばかりの人、人、人。満員御礼です。

各々ドリンクを片手に腰を落ち着けて、その時を待ちます。

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そして響きだす、夜を照らす月明かりのような柔らかく透明感のある歌声。どこか優しく、少し儚く、多分にエモみを含んだ歌詞の数々が、紡ぎ奏でられていきます。

光がひとつひとつ消えてく
この街が眠るのを待ってる

「Charlotte is Mine」の歌声に誘われて、夜の藍色にゆっくりと沈んでいく心地よさは、会場を訪れる人々だけの特権です。

飛び散る声の欠片を集めて、ガラスの瓶に詰め込んでおきたい。自分だけのものにしておきたい。”シャーロットは、わたしのもの”。そんな風に感じていたのは、きっとわたしだけではないはず。

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キャッチ―なメロディと瑞々しい歌詞世界で魅せる。
シンガーソングライターSaChiのソロ・プロジェクト『harineko(ハリネコ)』

2組目のアーティストは、イベントの共同主催者でもあるVo. SaChiさん率いる「harineko」さん。2度目となる今夜は、SaChiさん、そしてGt.の松阪さんのお2人でのご出演でした。

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SaChiさんの力強くも伸びやかな歌声に、思わずリズムを刻んだり、肩を揺らしたりと、会場全体が「harineko」の音楽を純粋に楽しんでいる印象が強かった前回のイベント。

それに比べて今回は、歌い上げられていく一つ一つの言葉やその意味を、逃さないように見誤らないように、じっくりと静かに皆さん耳を傾けられていたように感じます。

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そして、楽曲もさながら、この夜一番わたしの胸に残ったのはMCの最中にSaChiさんが伝えられた言葉でした。

愛する人を、ちゃんと愛して欲しい。

最近、ある出来事を通して、その大切さを痛感したというSaChiさん。人間、あたりまえのことって、あたりまえすぎて覚えていられないものです。意識もしないものです。でも、本当はあたりまえのことって一番失いやすい。そんな「あたりまえ」の事実を、語り掛けるような訴えるようなSaChiさんの歌声を心と脳みその奥深くまで沁み渡らせます。

この夜が明けても、忘れてしまわないように。

  手毬寿司にほっこり温かな日本茶、
夜が更けたら甘いカクテルを。

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ケータリングは前回に引き続き「TORATOMICAN」さんに担当していただきました。季節の野菜を使ったフードケータリングを掲げる「TORATOMICAN」さんが今回ご用意してくださったのは、ジタブルキンパ、手毬寿司、シソ味噌玄米おむすびにソイミートの甘酢餡。

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手毬寿司はサーモンアボカドと赤カブの菊の花入りの2種類があり、シソ味噌玄米おむすびとあわせて、3つの中からどれかひとつ自分でチョイスできる仕様になっていました。「全部お願いします!」と言いたい気持ちをどうにかこうにか抑えているうちに、手際よく器に盛り付けられて目の前に差し出されます。
 
味は言うまでもなく、見て楽しい食べて美味しい、まさに料理の鑑のような1品!

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こちらは「TORATOMICAN」さん同様、2度目の出店となる「狭山茶農家 ささら屋」さん。埼玉県入間市宮寺にて、江戸より茶農家を営まれている由緒あるお茶屋さんです。“美と健康への効果”を切り口とし、狭山茶本来の美味しさを備えつつモダンとの融合を図るなど、さまざまな製品の開発にも積極的なささら屋さん。特に寒い寒い冬の夜には、胃の腑に熱〜いお茶が沁みますね。

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そして今回が初めての出展となった、昼はフリーランス・夜はたまにカクテル屋さんという、ほんのり異色なカクテル・バー「JIMA Cocktail」。
ジンフィズ、ジントニック、ウィニングラン、3種のカクテルを提供してくださいましたが、中でもウィニングランは大人気で、なんとイベント半ばで完売!
ピーチが甘くて飲みやすく、お酒の苦手なわたしでも美味しく楽しめました。           

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ちなみにメニュー表は手書き。細かいところにもこだわって、お洒落な雰囲気ましましです。

歌に思いが宿るように、
モノに込められる思いもある。

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落とされた照明の中、ひっそりキラキラと輝きを放つのは”生花のない花屋”「ainoa」さんによるアクセサリー作品。本物のドライフラワーを使用して1つ1つ丁寧に製作されています。
 
ピンクのラナンキュラスの「飾らない美しさ」、黄色のラナンキュラスの「優しい心遣い」、スターチス花束の「変わらぬ心」。歌に歌詞があるように、花にもそれぞれ花言葉があります。声にせずとも、形や手段を変えて、人の思いは託されていくのです。

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初参加となりました、イラストレーター「葵江ひなた」さん。”何気ない日常の一コマを切り取ったような、描かれた人たちの会話が聞こえてきそうなイラスト”を目指した作品作りをされています。

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毎日の小さな幸せを少しづつ少しづつ箱に貯めていって、満杯になったその箱の中身を描いたよう。ひっそりと、心の中でそう思いました。

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またワンコインで似顔絵のイラストを提供されていて、これがまた可愛くて堪らないのです。顔の造形だけでなく、その人の持つ雰囲気までしっかりと描写されています。

 \【都市と空】公式Instagramアカウントが開設/

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Instagramアカウント:【都市と空】

 今後も定期開催することが決定している【都市と空】。このたび新たに開設された公式Instagramでは、ライブイベントのお知らせや、イベントの当日の様子など、たくさんのコンテンツをお届けしてまいります。ぜひ、フォローして次回の投稿をお待ちください。

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ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
音楽と美味しいごはんのある冬の夜のひととき、お楽しみいただけましたでしょうか。
 
また次の夜、お目にかかりたいと思います。

SPECIAL THANKS
Charlotte is Mine
harineko
TORATOMICAN
狭山茶農家 ささら屋
JIMA Cocktail
ainoa
・葵江ひなた:Twitter
      :Instagram
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