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MY246 STORY #1

嫌いになれなかった二子玉川 (Futako-tamagawa)


キバチスです。

僕は両親のことがどうしても好きになれない(めちゃくちゃ嫌い)、困った性分です。単純に物事の見つめ方が異なり過ぎているのだと思います。
どうにも僕の人生、父、母、サッカー部のイケメンとだけは関係を良好に保てません。

国道246号線のカルチャーとそこに生きる人が集う、新たな空間を作るために始めたこの投稿。
今回は東京・二子玉川について。
多摩川を横断し、渋谷方面へと向かう国道246号線に並行して走る田園都市線(僕視点)、
二子玉川駅を降りればショッピングモール併設のオフィスビルにタワーマンション、東京にはありふれた都会の風景。側には素敵なお店も並んでいるし、魅力的な街。

ないものねだりと言われればそれまでですが、小さいころから都会の風景や喧騒に慣れてしまった僕は生活しながら目に映る景色がたまに窮屈だと感じてしまいます。逆に地方から上京してきた大学の友達が東京の街に出て初々しく生きている姿を見ると、羨ましいとさえ思うんです、(笑)

東京の街を散歩していても住宅街、ビル街があって…
どこか閉鎖的に感じてしまう時があります。

僕が何処となく求めていた開放的な景色、
二子玉川駅から河川敷に向けて少しだけ歩いて、ふと見上げると
空が広くなっているんです。

夕暮れ時になればこの先にある二子玉川公園から綺麗な夕焼けが見れるし、散歩している可愛い犬だってタダで見れるんです。
目的もなく放課後に駄弁っている高校生やスタイリッシュなカップル、時に現れるギターを持った兄ちゃんも二子玉川の景色に取り込まれているような気がしてきます。
僕はこの場所に誰かと飲み物片手に持って訪れるのも好きだし、ひとり部屋に閉じこもるのが嫌になった時、開放感を求めて訪れるのも好きです。

冒頭で話した両親、彼らが出会った互いの勤め先も、二子玉川に当時あったようです。その面に関してはどうにもこうにも嬉しいこととして捉えられなかったのですが、カッコつけて言わせてもらえば僕のルーツは二子玉川にあるし、達観してしまえば何かの縁だと思えさえします。



ある日の夕焼け(二子玉川公園近く)






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