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石の上で二年が経ちました

どうも和田です。GOGENのCEOです。
本日で弊社を創業して2年が経ちました。

▼参考:創業時と創業1年時のnoteはこちら

節目ということで、今年もちょっとばかり思うことを日記程度に書き残しておこうと思います。


調子どうよ?

【石の上にも三年】(「石の上にじっと3年も座っていれば、石も暖まる」ということから)どんなに辛くても辛抱していれば、やがて、何らかの変化があって、好転の芽が出てくると言うこと。

 ウィクショナリー日本語版

いやー2年目苦しかったね。「石の上にも三年」と言うけれど、ようやく「あ、これあったかくなってんな」ってちょっとずつ思えるようになってきた。

ダメなことばかりでないから経営は難しい。全部がダメならリセットしかない。でも芽が出ていると判断を狂わせる。臭い物に蓋をしてはいけないことは概ね実行できても、美しいものには期待をしてしまう。

でも、スタートアップというのは一定の時間軸の中で生きている。ウン百億のポテンシャルがある事業でもその時間軸の枠から外れると何の価値も持たないし、一方で時間軸の中で上手く行っているように見える事業もポテンシャルがなければこれまた価値がない。

去年も言ったけど「好調」なんてものはきっと存在しない中で、2年目は明確に辛抱タイムだったと思う。でもそれがあるから今がある。

個人としてはどう?

身体のコンディションはこれまで2年間ほぼ完璧にコントロールできている。あ、でも視力がちょっと落ちてきた。腰がどんどん痛くなる。マッサージはもう5年以上同じ人で安定しているが、良い整体師が見つかっていない。ジムは最近週2ペースが週1ペースに落ちてきてしまっている。なんとか戻してはいきたいけど、向こう数カ月間は忙しくて難しそう。

能力的には伸びているところもあれば、伸ばさないといけないのに伸ばせていないところもある。圧倒的インプット不足は認めるところで、今年はそのあたりに時間を使いたいと年始に宣言してはや1ヶ月、まだ着手は見えない。見えないけどこれは今年絶対にやる、会社のために他に優先度が高いものがない限りは。

でも「不動産売買」という狭いようで広い世界にポジションを置いて2年、ようやく全体感が見えてきた。これはめちゃ良い話で、自分の中で思っていたよりも売上のポテンシャルが10倍ぐらい大きくて、つくらないといけないプロダクトの数も10倍以上多いことがわかった。
こういうメタ的な視点を手に入れるためには現場に張りつく部分とそうでない部分のバランスがめちゃ大事だと思っていて、どちらも本当は不足している。自然に世界が広がる中で見えてきた部分に過ぎない、とも言える。インプット不足の影響はこういうところにもあって、意識的にラインコントロールをしていきたいところ。

いつも思っていることは、努力すること・毎日一生懸命やることは当たり前。それでも報われないことはある。やり方を間違うことだってある。努力せずに結果が出ることもある。でも、失敗や停滞した時に人って往々にして言い訳をしたくなる。ダメならダメでいい。その時に自分の日々の行動を振り帰って、そこに言い訳が残っている自分ではありたくない。ということ。

デスクには会社辞める時に後輩がくれた「不可能を可能にする」という花言葉の花のアクリル永久保存的なものが転がっている。これを見るとなんか大丈夫な気がしてくる。あとは200万円の札束も置いてある。これは金運を呼ぶ筈である。これに加えて今年は、週刊実話の最新号も常に置いておこうと思う。そこまで揃えれば僕もより不動産会社の社長像を体現できる気がしている。

そんなもんかな。

3年目に向けて

楽勝ですか?と問われると食い気味に「No」だし、では死にますか?と問われれば笑顔で「No」である。辛抱タイムの出口は見えていて、完全に抜け出せたなと確信できるすぐ手前までは来ている。まあ抜けるときっと次のトンネルがあるんだろうけど。結局はスタートアップなんて楽勝から死亡の間のどこかで常に揺れ動いている。抜け出せない可能性もあるのでとにかく抜け出したい。

ただ、事業成長については総じて非常にポジティブ。理由は2つある。

  1. シンプルに今、会社の数字めっちゃ伸びてる。全方位売れている。

  2. 自分以外が事業をつくりはじめた。なんならそっちの方が伸びてたりする。自分が始めた事業も関与せずに伸ばせる段階になってきた。なので明確に僕が暇になってきた。これはつまり「組織」になり始めているということで、会社というのは組織にならないと絶対に伸びないので。

今年も苦しみや痛みは多分にあると思う。でも楽しみだな。どこまで行けるんだろう。ワクワクするお話をいただくことも更に増えてきた。自分自身がやりかったことの次のフェーズにも突入できるチャンスが出てきた。だからまずは石に噛り付いてでも「ことわざ」を成就してやろうと思う。


ということで、今年も頑張ります。皆様方におかれましては応援並びに発注の程を何卒よろしくお願い申し上げます。

社員のみんな、まずは絶対に今期目標達成しよう。行ける気あんましないところから、行ける気するところまで来たでしょ?行けるから。
はやと、今年も頼むな。


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