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かみがみの森で出逢う、わたしの在り方、共鳴の感覚。

おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみ前の方も
共に在ってくださり、ありがとうございます。
otoki(おとき)です。
29さい、会社員兼ライフコーチ、1児のママです。
人生の意味づけをアップデートし、"あるがまま、輝き生きたい"人のための「ライフミーニング×メンタルケア プログラム LMU(エルム)」というサービスを開発中。

心の興奮状態が冷めやらぬまま、
柴田あゆみさんの「かみがみの森」について、綴りたくてしょうがなくなったので、朝からぽちぽちと綴ってまいります。

私が大好きな美術館の一つ、「21世紀美術館」にふらりと立ち寄ってみました。

ちょっとだけ夏休み期間で、時短勤務をしながら、子供を夫に預け、(わたしの)母とお出かけをしていました。
美術館に寄る予定はなかったのですが、
ふと、「あ、行きたい(そういえば、私アートが大好きだったじゃないか、なんで今まで忘れてたんだろう)」という感覚で立ち寄ってみた、感じです。

今、「Lines(ラインズ)—意識を流れに合わせる」という展示をメインでやっているので、
「それをみに行こうかな〜」と最初は思っていました。
地下駐車場に車を停めて、いざ美術館の入り口に向かう途中、懐かしい作品と出会いました。

ツイートに記載したとおりなんですが、
おそらく2005〜2007年くらいの時期、わたしが小学生ときに見た作品。
あのときの、この作品との出逢いの衝撃は小学生のわたしには結構大きくて。

「え、ペットボトル?!すごい!下にいたときは見えなかった!」
「上生菓子のはカップある!かんわわいい。。。」
「なんかわかんないけど、この作品だいすき!まるびぃの象徴なのかな」
などなど、感じていて。

だから、この作品はずーっと飾られ続けるものだと思ってたんですね。
少し時間が経って、まるびぃに来た時に、この作品が忽然と居なくなっていて、とても寂しく、物悲しくなったのは記憶に新しいです。

わたしが好きな小説家、原田マハさんは、エッセイや小説のなかで「美術館に行くのは、友達に会いに行く感覚」とおっしゃっていましたが、わたしもアートと触れ合うときは、いつもそんな感覚。

まるびぃとか、親しみ深い美術館だと、
「あ、こんにちは〜!おじゃましてます🙂‍↕️」
「へぇ、なんかこの子(作品)ふえたんですね〜いいなぁ〜」 みたいな、親友の実家来訪って感じなんですが、
初めて行く厳格な雰囲気を感じさせるところとかだと、
「あ、お父さん、おじゃましてます…!(緊張感)この辺りの作品はとても趣深いですね...!(緊張感)」という感じで(笑)
まるで、結婚の挨拶をしに来た人みたいですね(笑)
なんどか訪問していく中で、友達の家が行きやすい場になっていく感じかなあ。

なので、とても親しみ深い友達と偶然再会できて、ほんとに嬉しい!Luckyという感覚でした。

そんな嬉しい出逢いがあって、本題に入りますね。
(またも前段が長くてすみません(笑)

地下からエレベーターを上った先に展覧会の表紙(メイン入口)が目にとまりました。

《かみがみの森》

飛び込んできた写真が美しく、
直感的に「ああ、此処からはじめよう」そんな感覚。
入場料を母に奢ってもらうと、係りのお兄さんから
「栞はいくらでも無料なので、持っていってください」と嬉しいお誘い。
普通は1枚にするところを、とても可愛かったので、5枚もむしり取ってくる強欲者をお許しください。。。

そんなこんなで入場。 一番最初に出逢った作品がこちら。

うつくしい。。。

全て紙でできた、切り絵です。
パット見の印象は、「着物みたいだ」という感想でした。
ディテールは写っていませんが、よくよく見ると何層にも紙が折重なっています。

夜明けは近い
すべてのみなもと
夜が明ける、共鳴。。。


波打ち際の海のよう


幹の中にも小さな世界
チェロが置いてあって、チェロ弾きの友達へシェアをした
神秘的、この作品のポストカードを購入
繊細すぎて、呼吸も忘れて見惚れる
小さな小瓶の中にそれぞれの世界が宿る
月夜の街、美しい静けさと共に
みたまのなかに小さな世界がある
レースを彷彿とさせる切り絵作品


私の想いと共鳴する言葉の数々

今、大きな分岐点にいる私たち

私たちは未来に向けて何を選択するか
手にした技術を破壊や殺戮に使うこともできれば
再生と調和に使うこともできる

全てはあつかう人の心

巨大なシステムと社会を前に
「私なんかは何もできない」と諦めず
一人、また一人と意識を変え、小さくともできることをして

愛と喜びを込めて育てた米野菜
愛と喜びを込めて握ったおにぎり
愛と喜びを持った父母のもと育った子供たち
愛と喜びを込めて作った作品
愛と喜びを持って創る自分の人生

そこにはあたたかい愛の魂、わけみたまが輝く

未来の地球、この星は
人、生き物、自然が調和した美しい緑の星である
と私は信じている

展覧会の最後に出逢った作者(柴田あゆみさん)からのメッセージ抜粋

全ての作品たちとゆっくり場を共にする中で、
私は「愛と喜びを込めて、大切なあなたと出逢い、そして共にそれぞれの人生を祝福する、そんな人で在りたい」と強く感じました。

展覧会の最後に作者の想いが語られる動画もあったのですが、一つ一つの作品たちの中に小さな世界を詰め込んでいらっしゃるとのこと。
100枚もの紙を束ねた細やかで繊細な作品は表面からは見えない部分が多くあります。
けれども、見えない細部にも小さな世界をたくさん散りばめて、愛と喜びを込めて作られているとのこと。
だからこんなにも、美しく【愛】を感じるんだな、と心の底から納得しました。

ぜひ、一度この作品たちに会いに行ってほしい。
それが率直な感想です。

私はこの作品たちと出逢い、共鳴し、今とても幸せです。
アートは友達、少しずつ仲良くなることができる、
初めましての友達でも、ゆっくり場を共にし、共に響き合うことを楽しめば、展覧会を回り終える頃には親友みたいな関係性になっていることもある。
アートが好きなあなたも、少し敬遠しているあなたも、この作品たちとまみえた時に何が起こるか、実験してみてほしいです。

金沢会場は8/31まで。お近くの方はぜひ🌒


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