「学校は休んではいけない」のか?
自分がそうやって育てられてきたように、
我が家では家族の予定を立てる際も
小学生の子ども達の登校スケジュールが最優先であり、
学校の休日にしか出かけないし、
体調不良で休むことが無いように毎日気をつけている。
最低限のことが一律にできるようにする学校は
国家維持のために必要なことだろうけど、
今の時代を生き抜いていく子ども達にとって必要な
「個の強さや濃さ」を育む場所ではない。
いわゆる動植物の類の”自然”と同じように、
多様な素質を持つ子どもたちを、
1年間も同じ組み合わせで
同じ先生と同じ場所で学ぶ、というスタイルに
無理があるのは今も昔も変わらない。
けれど、
「学校は休んではいけないところ」と決め込み、
絶対的に優先してしまうのは、
もう、違うのかもしれない、と思う。
・・・
久しぶりの発熱で寝込み、
たまたま手に取った2冊の本で、
学校という存在を改めて考えた、
その備忘録でした。
学校に行かないことで、この先どうなる可能性があるのか?
それを分かるように教えるのは親の責任であるけれど、
それを踏まえてどう決断するか?は
子ども自身で良いのでは、と思う。
親はその決断を受け入れ、寄り添いたい。