株式投資で資産形成・心構え編12
2013年12月10日
株式投資をするにあたって、どれくらいの企業に投資するか。
その投資可能額によって違いますが、始めてからかなりの資産額まではこれくらいで良いのではないか、という目安があります。個人的に。
まず、これは良さそうな企業だなあと、名前を憶える程度の企業が20銘柄くらい。
そして、その中で踏み込んで調べるのが10銘柄くらい。
実際投資するのが5銘柄くらい。
さあ詳しく説明しましょう。
まず、その投資銘柄の少なさにビックリしたかもしれません。
でも、やってみると、5銘柄だけでも結構管理が大変です。半年に一度事業報告書が届きます。株主総会もあります。その業界や企業に関するニュースも見たいです。
多分、5銘柄でもこれ全部は出来ないです。
人生それぞれ、大切なことがあります。それを壊さない程度に時間を取れば良いでしょう。
どんな世の中が良いか想像して日々過ごしていると、そのアンテナに引っかかる企業が出てきます。
この企業はこんな分野でも活躍していたのか、とか。こんな技術があるのか、とか。
そしたら頭の片隅にしまっておきます。まあこれが20銘柄くらいでてきます。
で、時間が取れたら、興味深いもの、ワクワクするものから、好きなようにその企業について調べます。
これが5~10銘柄くらい。
で、その中からピンチになった、皆が売っている企業が現れたら実際投資します。これが1~5銘柄くらいですね。
無理に5銘柄選ばなくて良いのです。調べてある銘柄が、投資たりえる状態となったら買えば良いのですからね。
買ったらしっかり管理します。
投資している銘柄が5
調べてある銘柄が5
頭の片隅にしまってある銘柄10
計20銘柄です。これが目安。
そのうち、投資している銘柄がピンチを脱し、株価が上がる時がきます。また、調べていた銘柄から、ピンチになって株価が下がるところが出てきます。
そしたら、それらを入れ替えます。
そして、調べていた銘柄が思っていたものと違った。頭の片隅にあった企業がもっと面白いことになってきた。となったら、これもまた入れ替えます。
つまりイメージとしては、基本的に同じ銘柄の中でグルグルと回っている感じです。
プロや企業分析が好きな人は好きなだけ調べれば良いですけど、僕たちはそうではありません。なのでそんなに沢山は調べられません。
無理やり最初から20銘柄選ぶ必要はありません。やっていくうちに、少しずつ、自分的にピッカピカの企業が増えていけば良いのです。
5とか10という数はあくまで目安なのでその数に囚われる必要もありません。
2009~2011年あたりの、バカでも勝てる神様プレゼンツのバーゲンセールの場合は、調べた銘柄全部が投資対象となり得たでしょうから、全部に分散させても良いと思います。
管理すっごい大変でしたが。
これからしばらくは個別株の時代になるかと思います。なので投資対象になる銘柄は少なくなるでしょう。
そうなるとやっぱり、5銘柄くらいになるんじゃないかなあと思います。
因みに僕の今現在の保有銘柄数は6です。
2022年追記:
ちなみに今は株を保有していないし、分析はおろか投資対象を探すこともしていないです。
もう、あの時みたいな暴落相場がこない限りこっちに時間割くのは良いや、と。
そんな気持ちです。
相場総崩れしたら、もうその旨味を知ってしまっているので、吐くほどやるけどね。
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