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株式投資で資産形成・心構え編11

金融危機の頃は、株だ株だ株だ!株を買え愚民ども!と言っていました。(言い方)
現在は投資に値する水準ではないと考え、どちらかというと自分や、コミュニティの形成に時間とお金を使っています。

2013年に書いた株式投資心構え編(全15編)が出てきたので、記録としてnoteに残しておきます。
この頃にこんなこと言ってたんだぞ!という証明のために(w

もうだいぶ状況が変わってしまったこともあれば、10年経った今でも使える要素もあるかと。適当に使えるとこ拾ってください。

今は一切株について書いてませんが、また暴落し始めたらめちゃくちゃに書きまくると思います。(そのときはよろしくね)

資産形成は時間を味方につけること。長期に耐えうるお金を投資可能額として市場に投じる、つまり長期投資といえるのです。

では、よく耳にする長期投資の長期とは、どのくらいの期間をいうのでしょうか。
そもそも、なんで長期に耐えねばならないのでしょうか。

根本的に考えると、将来を予測する場合、これから何が起こるのかを予測するのは比較的容易なのですが、それが、いつ、起こるのかを予測するのは、ものすごく難しい、てのがあります。

多分、おそらく、長期投資家ってのは、これから何が起こるのかを予想して投資をして、いつ起こるのかはあまり考慮していないんだと思います。
なのでこれは確実に起こると予想したら、たとえ長期戦になったとしても大丈夫なように投資する。
暴落がきたらそのうち景気回復するよね、いつかわからんけど、と予想して、皆が売っている時に買う。
つまり、長期的な視点でもって投資を行うのであって、期間で物事考えていません。長い目で見た場合、それが最も成功率が高いということを知っているからです。

極端な話、予想したことが次の日に起こったら、そこで売ってしまうでしょう。
しかし、いつになるかはわからないので、長期なのです。
いつ起こるのかを予想するのは、チャートなどをみて、何があってもその期間内で手仕舞いするトレーダーたちです。投資家ではありません。

この国はずっとデフレ状態でしたが、これからインフレへとシフトしていきます。お金の価値は下がります。
国民の預貯金総額や、国の発行額、バランスシートなどを踏まえると、暴落まではわからないけど、国債のバブルは終わり金利は上昇するでしょう。
人口比率、財政、制度をみると、必ず社会保障は何らかの変更があるでしょう。

いつ起こるかは全くわかりません、が、最低限ここまでは長期投資家全員が認識していると思います。
そしてこれが、どこまでいくのか、国は良くなるのか、人々の状況は、心理は。
全くわかりませんね。
その辺の予想は長期投資家でも人それぞれ違うでしょう。
しかし、きっと、多くの長期投資家はこう考えていると思います。

預貯金だけじゃダメ!絶対!


2022年追記:
10年近く経ちますけど、いやー、耐えてますねー。

先送りにすればするほど、インパクトは大きいんでしょうね。

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