自己紹介 その1

出雲で訪問整体を、しています。木村文子(きむらふみこ)です。

今回は、自己紹介をしてみようと思います。



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岡山県岡山市出身です。

ふつうの家庭に育ちました。
はじめは、祖父・祖母と父・母、妹2人と犬1匹暮らしていました。

途中、祖父が亡くなり、祖母は認知症に。どんどんボケていくお婆ちゃんを見て、育ちました。

父母は、普通に仲がよく、妹2人とは、いつも喧嘩をしていました。

学校には、保育園時代から、既に馴染めず、そのまんま、学校嫌いで今まで来ました。なのに、29歳まで、結局学校や学校のようなものに、通い続けてきました。


学校の行き帰りでは、いつも人の家を、外から見て、家の中を妄想して、入ってみたいなーと思っていました。友達と遊ぶ時は、なるべく、友達の家で遊びたかったです。要するに、家庭訪問をするのが、好きなのです。大学の訪問診療実習は、最高に楽しかったです。それぞれの人のくらしを感じられる、家という空間が好きです。わくわくします。

高校時代は、1年間、オーストラリアに、留学していました。
ですので、ちょっと英語が喋れます。オーストラリアに行って思ったのは、日本が好きだということです。


楽器を弾くのが好きです。ヴァイオリンは6歳からしています。
高校のときは、オーケストラの部活でも、ヴァイオリンを弾いていました。
ヴァイオリンは、元々、自分の弾く音が、大嫌いで、練習の度に、自分の音を聴くのが嫌だったので、練習嫌いでした。
けれど、高校で出会った先生に楽器の鳴らし方を教えていただき、
自分が弾く楽器の音が、初めて好きになりました。

それから、医学部を目指すようになり、2年浪人して、
島根大学医学部医学科に入学。

大学内外問わず、子供から老人まで、いろんな年代の人、いろんな分野の人に出会い、様々な価値観に触れ、「人間の幸せってなんだ」と考える機会が、増えていきました。

そうした出会いと、高校時代の楽器経験から、
「ヴァイオリンは、響かせ方を変えると、音が変わる。鳴ってくると、楽器本来の音がしてくる。鳴らせば鳴らすほど、鳴ってくる。
ヴァイオリンという楽器の形は、人間の身体になぞらえて、できたものらしい。だとすると、楽器を鳴らすように、身体も鳴ることがあるのではないか。
身体も響くのではないか。」と思うように、なっていきました。

でも、そのうち、なかなか、勉強に身が入らず、ついていけなくなり、医学や大学にも馴染めず、2年休学と留年をしました。
在学中に始めた地域活動では、世のため人のために、キラキラ・イキイキ活動なさっている方々に出会い、共に活動していく中で、だんだんしんどくなっていきました。
周りと自分を比べ、自分のつまらなさ、至らなさに絶望しました。偽善を続けていた自分に疲れ、大学にも疲れ、毎日、死にたいと思うようになりました。
最後には、成熟奇形腫という卵巣の病気が見つかり、手術をしました。

この、奇形腫という病気をきっかけに出会った方に、ある時、こんなことを、言われました。
「自分を大事にできない人は、人を大切にできない」と。

意味がよく分からなかったので
「自分を大切にするってなんだろう」
と、考えはじめました。

で、いろいろと、試しました。
冷えとりを始めたり、瞑想をしたり、カラーセラピーを習ったり、ヨガをしたり、アロマテラピーを勉強したり、お股のケアをしたり、アーユルヴェーダを試したり、ファスティング(断食)をしたり、整体に行ったり、ヒーリングを受けたり、古武術の講座に行ったり、神社にお参りしたり、色々と試しました。
いろんな人に会いに行ったり、本を読んだりもしました。
大学の病院実習も経験し、なんとかかんとか、今年、卒業もしました。

でも医師国家試験には、落ちました。

落ちてから、考えました。
「やっぱり、医師になって働くなんて、いまの、あたしには、無理だ。体力が持たないし、病院の建物が嫌い。一日中、お天気の日に、白い無機質な空間にいるなんて、まっぴら。忙しすぎて、心も病みそう。
正直、人の健康より、自分の健康や幸せの方が、大事だ。
どんなに病気でも、幸せな人は幸せで、不幸な人は、不幸。あたしにできることは、わたしを幸せにすることだけ。まいにち、楽しく暮らしたい。だから、医師免許は、取りたくなったときに、勉強し直そう。
で、やりたいこと、やろう。」
と。

そうして、探したり、立ち止まったりしていくうちに、
なんだか、元気になっていきました。

今では、某コンビニチェーンで、バイトの時間を週9時間から、週11時間に増やすまで、元気になりました。

つづく。

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