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【努力2・0】東大卒世界最強プレーヤーの信念

プロ格闘ゲーマーのときど氏は
私立の名門麻布から東大、同大学院というエリートコースから、
自らの愛するゲームの世界に飛び込みました。

そして世界大会に何度も優勝され次のような称号で呼ばれるほどでした。

称号
格ゲー五神
スパIV八傑
ストクロマスター(ストリートファイター25周年 公式全国大会 格闘秋祭り ストクロ部門 優勝)
白虎(RAGE ストリートファイターV 白虎杯 優勝)

しかし、2013年ごろから壁にぶつかります。
それまでの『勝ちの仕組み』が通用しなくなったと彼は分析しています。

それまでの遊びが無く「今勝てる」「正解に最短でたどりつく」を最優先し
勝ち以外のものを切り捨てた彼の仕組みは陳腐化していたと考えたそうです。

そしてそれらの考えを彼は捨てました。
ゼロから格闘ゲームと向き合ってみたのです。

その結果復活し、数多くの大会で結果を残して見せます。

彼は自身の勝利への最新システムを著書

世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/12/5
ときど (著) ダイアモンド社
[](http://%25E4%25B8%2596%25E7%2595%258C%25E4%25B8%2580%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2597%25E3%2583%25AD%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%259E%25E3%2583%25BC%25E3%2581%258C%25E3%2582%2584%25E3%2581%25A3%25E3%2581%25A6%25E3%2581%2584%25E3%2582%258B%2520%25E5%258A%25AA%25E5%258A%259B2.0%2520https://www.amazon.co.jp/dp/4478108315/ref=cm_sw_r_cp_tai_IgQeEb93AHZ1X)の中で語っています。

今回は『努力2・0』から彼の最も大事にしているマインドセット
”とりあえずやってみる“
に関することを自分なりに取り上げていきたいと思います。

ときど氏の座右の銘は「やってみる」であり
その理由を

p30 『昔はコツコツ時間をかけて準備をし、本番に臨めば良かったけれど、
今は、いわば「小さな本場」を繰り返して学び続けないと、
努力が全部無駄になってしまうのです』

p31
『試行回数を増やしてなるべく多く失敗する』
『「勝ち筋」よりも「負け筋」の方が、圧倒的に分析・検討しやすい』

p55
『3割打者にならなくても、同じ数のヒットを打てる』
『「実力」の差を埋めることは簡単でありません。
それに比べて打席数という『機械』を増やすことは、はるかに簡単です。
ただ増やせばいいのです』

と説明しています。

ときど氏の主戦場e-Sportsの世界でもですが、
現実のあらゆる世界でも革新のサイクルは加速を続け
正解も常に変化して行きます。

自分ひとりで技術を完璧に仕上げたとしても
実戦では更にアップデートされた技術が取り入れられていることはよくあることです。

そういう意味で自分のやっていることが正しいか間違っているか分かるということはとても大事です。

その意味でも「とりあえずやってみる」、実践してみることは大事です。

しかも分析しやすい失敗こそが「勝利への重要材料」とまで言い切ります。
積極的に失敗することは当然のことととらえ、
二の矢、三の矢を放ち続けることが大事なのです。

そこで学習した失敗は経験値として積み重なっていき
本場のプレッシャーに強くなります。

東大出身の世界トップクラスのプレーヤーの

「とりあえずやってみる」というマインドセット、
手数を増やし失敗を学びとするは
我々も取り入れてみる価値は十分あります。

今年の自身のポリシーに取り入れではいかがでしょうか。

次回は『努力2・0』の中から
『とりあえずやってみる』にはどうすればいいかを紹介したいと思います。

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