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超入門 メンタルコントロール実践編

馬券でやらかしてサザエさんが平常心で見られないあなた。

それ以前に土曜日のお昼過ぎには我を忘れて訳の買うはずの無いレースを買ってしまい数分後に
「なんで買ってしまったんだろう」

と口を開けテレビを見ているあなた。

あるあるですがあっては困りますね。

こういう時にメンタルコントロールの大事さを思い知らされます。

しかしメンタルコントロールってハードルが高そうでなかなか実践出来無いのでは無いでしょうか。

みなさんはどのようなイメージを持ってますか?

厳しい修行の末に強い精神を手に入れる?

はたまた心理学を究めて心の仕組みを手に入れますか?

それも否定はしませんが、
今回はこの方の知恵を拝借したいと思います。

そうお釈迦様の言葉にメンタルコントロールの秘密がありました。

それは
『二の矢を受けず』
です。

たとえばあなたが電車で足を踏まれたとします。
満員電車で交わすことも出来ませんでした。
そこで踏んだのが中年サラリーマンで踏んでいるのに気付いているのに足もどけないで
スポーツ新聞の風俗欄を読みふけっていたらどうでしょう。

あなたがガンジーほどのメンタルを持っていたら何の感情も起きないと思います。
しかし普通ならムカッと来ても不思議ではありません。

ここであなたは

「足を踏まれて痛いんだから頭に来ても当然だ!!」

そう考えるかもしれません。

しかし本当に「足を踏まれる」=「頭に来る」なのでしょうか?

「足を踏まれる」という一ノ矢は受けましたが、

「頭に来る」という二の矢は実在するのでしょうか?

もしあなたに一の矢を射てきたのが素敵な女性だったらどうでしょう?

あなたは電車で足を踏まれました。
しかし踏んだ相手が写真の様な素敵な女性で、しかもあなたに必死に謝ってきます。
それでもあなたに怒りという二の矢が刺さる事はあるでしょうか?

日常的にあなたがストレスを感じることは少なくありません。
そのストレスの要因となる現象とあなたがそれをストレスと感じるか、
メンタルコントロールを失うほどのこととするかはあなた次第です。

つまり「メンタルコントロール」は「ストレスコントロール」とも言えるのです。

一の矢を受けてもそこで終わらせてストレスという二の矢を受けないのが大事なのです。

もちろん嫌なことがあってそれを「気持ち良く感じろ!」というわけではありません。

嫌なことがあっても必要以上に「嫌だ!!!」を増幅させないことが大事なのです。

そのためには自分の感情とそれを引き起こした現象を切り離すのが重要です。
ストレスは自分の脳が作り出したストレス反応と気づくのが大事なのです。


そのために有効なテクニックを3つほど紹介したいと思います。

①ストレスサーモメーター
②「〜と思った」法
③アニメ声法

①ストレスサーモメーター
サーモメーターは温度計のことです。
あなたが今受けている感情を採点してください。
全くストレスが無い状態を0点、どうしようもない死にたいを10点とした時に
今のあなたの状態は何点でしょうか?
このような点数化により自分と感情を切り離して見つめ直すことができます。

②「〜と思った」法

あなたがストレスを受けて思い浮かんだ言葉に「〜と思った」と続けてます。
たとえば勝負レースであなたの本命の逃げ馬が好スタートを決めて手応え抜群なのに、
手綱を押さえて中断のまま進みゴールで4着だったとしましょう。
思わず「ムカつく」、「死ね!」という言葉が浮かんだとしましょう。

その時に「ムカつくと思ったのさ」「死ね!!!と思ったのさ」と呟くだけです。

こうやって客観的に自分の感情を客観的に認識し直すのです。

③アニメ声法

「何やってんだよ!」、「やってられないな」と言ったネガなフレーズが浮かんだら、
その思考をアニメキャラのモノマネで言い直してみる。

「ミッキーマウス」、「クレヨンしんちゃん」の声で自分の言葉を聞くことで、
より客観的に見つめ直すことが出来ます。

今回紹介したテクニックは『脱フュージョン』という心理学で認められた、根拠のあるテクニックです。

感情、とくにストレスを受けて反応的に浮かんできたものを見つめ直すことで、
自分の思考が理性的なものか、冷静なものかと気づくことができます。

もしあなたが自分を見つめ直しストレスを受けたことに気づいたならば、
それは「メンタルコントロール」に成功したと言えます。
さらにストレスを受けて自分の感情を客観的に見つめ直すならば『二の矢』を避けたことになるのです。

「メンタルコントロール」大成功と言えるでしょう!

ストレスコントロールというのは投資やギャンブルにおいて最重要課題です。
そして日常生活に於いても重要です。
それは精神の安定につながり、生活も安定していきます。
今回紹介したテクニックは心理学裏づけはありますが非常に手軽です。
今この瞬間から使えます。
出来れば今日からでも使い習慣にしください。

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