新任者向け/海外の人と働くには

こんにちは。
タイ在住、Voicy News Briefでパーソナリティーをしている浅野です。

春の異動で海外駐在になったり、海外とやり取りをする部門に異動される方もいらっしゃることでしょう。

私は会社員として駐在員も現地採用も経験してきました。そこで、今回は異動後に注意すべきポイントを2つに絞ってご紹介したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。


ローコンテクストで話す

やってほしいことがあったら、何を、いつまでに、出してくださいとしっかりと伝えることが大切です。
日本人同士でも、意外と要望とアウトプットが異なることはよくありますよね。

ものごとを前に進めるには、ローコンテクストにすることが重要です。ここでのローコンテクストの意味は「曖昧な部分を残さない」という事です。

相手がこの会社で長いとしても、自分と同じものは見えていないかもしれませんので、特にアウトプットのイメージを共有することが大切です。

また、「今やってますー」という形で時間ギリギリまで資料が出てこないこともよくあります。
そのため、しっかりと共通理解を持っておくことが必要です。
昨日言ったことだとしても、重要であれば今日も確認することをお勧めします。
異文化に合わせた言い方やタイミングは考慮しつつ、しつこく質問しても構いません。

駐在でも、現地採用でも、どの雇用形態であっても、自分の仕事のバリューを出し、やるべきことをやり切ることが最重要です。

愛想を良く、イベントには積極的に

特に駐在員は、現地の人からすると距離が遠く感じられることがあります。自分のデスクで仕事をしているだけではなかなか現地メンバーと打ち解けることができません。

日本人同士で話しているだけではなく、英語が苦手でも、愛想よく振る舞うようにしましょう。

あなたがそのチームにいて、やるべきミッションは何でしょうか?

恐らく自分一人でできることではないはずです。自分、自分の部門、会社の目標を達成するため、チームで最大のパワーを発揮することが必要です。

外国人は現地の文化やイベントに関心を持ち、参加することで、チームメンバーとの良好な関係を築くことができます。

積極的に参加することで、現地の文化や習慣を理解することができ、チームメンバーとのコミュニケーションもスムーズになります。

まとめ

外国人として海外で働くこと、海外の人と働くことは、ビザや文化、言葉の壁など、多くの困難があります。
まず、そこに向けて一歩踏み出したことが素晴らしいです。

この経験はあなたのキャリアにとって大きなプラスになります。
会社や日本社会、自分のキャリアを海外と比べて相対的に捉えられるようになったり、
海外のプロフェッショナルと話して自分の知識不足を知ることもあるでしょう。
井の中の蛙でいない、というのは自分の判断軸を持つ上でとても大事な事です。

一緒に頑張っていきましょう。

ではまた。

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