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愛情を持って執着を捨てる

こんばんは。
今週は春闘なので毎日書けると良いなと思っています。

突然ですが、自分の好きなところの一つはかなり広範な人・物・コトを好きになれるところです。

性善説で生きているので、人間の本性は基本的に善であると思っていますし、それで生きてこれるような出会いを繰り返してきたことに感謝しています。

「#仕事の心がけ」というテーマを目にしたときに、後付けではありますが私が気持ちよく仕事ができるのは、この自分の性質のためであると考えたので、今日はそのことについて少し書いてみようと思います。

愛着と私の幸せ

私は比較的狭いコミュニティで手の届く範囲の人たちと仲良く楽しく穏やかに暮らしていたい人間です。

しかしながら、地元は田舎町で家の前で年齢関係なく仲良く遊ぶ地域性があり、習い事を通して大人子供含めて地域を超えた関わりを持つ機会も幼少期からありました。

その結果、狭いと思っていたコミュニティがいつの間にか広がって今があります。

仕事に関しても基本は同様で、私は自分の愛情を持てるものを自分の近くに置いておきたいのです。それが私の幸せだから。

愛情を持つ

愛情を持って接するということ

愛情を持つということがどういうことかというと、私の中では無関心なものよりも自分の懐に近く、その対象の幸せを祈るようなことだと考えています。

物理的な距離は問わず、何かあればその対象の幸せのために支えになりたい、そう思えるような関係性をそこに感じています。

愛情を持つ方法

愛情を持つには、まずは相手をよく知ることだと思っています。私が人を好きと思う気持ちは、他人への興味からきているところが大きいのだろうと思います。これは突き詰めると自分への興味となるのですが。

周りにある全てのことに興味が湧くということは稀だと思います。プライベートであれば無理に興味のないものへ愛情を持つ必要はなく、興味がなければ自分の遠いところに置いておけば良いでしょう。

仕事のような自分の選択の幅がやや限られるような場合において、なるべくどんな仕事も楽しみたいと考えるのであれば、まずはとりあえず知ろうとすることで興味が後からついてきたりもします。

現在の私の仕事はプロジェクトベースのものが基本です。

B2Bのビジネスですが、お客様となる企業は特定の一社や業界ではなく、これまで多種多様なお客様と一緒にお仕事をさせていただきました。

ITの仕事ですが、コンサルティングのような要素もある仕事なので、お客様の業界やオペレーションを想像してソリューションを考えることが必要となります。

初めての業界の場合、はじめは知らないことばかりなのでまずはプロジェクトアサインされたらお客様の説明資料や中期経営計画や決算報告を見て、お客様がどんな会社でどんな状況にいて、どういうことに関心を持っているのか?というところを知ろうとするところから始めます。

正直なところ、着手する前は全然興味ない!という業界もあります。が、少し調べ始めると興味が持てるようになるもので、手のかかる子ほど可愛いではないですが、いつの間にか愛着を持っていたりします。

一度調べ始めると、その関連のワードにも敏感になり何かと気にしてしまう自分がいることに気が付きます。

こうしたことから、興味は仕事のような強制力と少しの努力である程度コントロール可能なものなのだと感じます。そうして、興味が持てるようになるとさらにその対象との心の距離も近くなり、愛着が湧いてくるものです。

仕事でも愛情のない対応はどこか味気なく、上部だけの言葉しか出てこない、というのが私の経験上の持論です。人間関係でもそうですよね。愛情のない人の言葉ってわかるものです。

執着を捨てる

執着とは何か

しゅう‐ちゃく〔シフ‐〕【執着】 読み方:しゅうちゃく
[名]一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。

出典:デジタル大辞泉

先ほどの章の最後に「愛着」という言葉を使いましたが、愛着は仏教では執着的な性質を持つものとして煩悩の一つに数えられるようです。

さまざまなことに興味を持ち歩み寄り愛情を持って接することで、自分の周りに心地よいものが溢れるわけですが、これが執着に変わってしまうと一転主導権を周りに奪われてしまいます。

いつでもコントロール可能な自己を保ちながら、愛情を持った周囲と接していくことが、心地よい暮らしには重要だと考えています。

対象物が人の場合はもちろんですが、仕事の場合にも仕事に捉われるような生活にならないように心がけたいものです。

執着しないために

私は仕事も人も好きですが、一人の時間も仕事以外の時間も大切にしています。

執着しないために一番簡単なのは、愛情の対象を分散させることではないでしょうか。

何かに執着をしやすい人は、その対象を失うことへの恐怖や不安も大きいように想像しています。1つのことに固執するからよくないのであれば、たくさんのものを愛せば良いのです(浮気せよという話ではありません)。

たくさんあれば、変な話そのうち1つを失っても他がありますからね。変に1つに干渉しすぎず穏やかな気持ちで周りのものに愛情を注ぐことが、結果的に好きなことも増えて幸せ!という人生に辿り着く方法なのではないかと考えています。

大人になると、人間関係もそのくらいがちょうどよく感じます。たくさんの愛情の先があり、たまに会った時にその人の愛情を注いでいるものの話を聞くのが楽しいのです。愛するものを語る時、人はとても素敵だと思います。

これが、お互いだけに愛情が向いていると常に会話は自分と相手の直線方向にしかならず、私にはとても窮屈で退屈なものになってしまいまうと思うのです。

まとめ

人間関係も仕事も趣味も、何事も自分から興味を持ち歩み寄ってみること。
そしてそれを広げることで距離を保ち温かい愛情を長く持ち続けること。

それが私の日々を幸せに過ごすための心がけです。

想像したよりも中身のない記事になりましたが。笑 
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!


#仕事の心がけ

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