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ゆる短歌

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あんまりしっかりした短歌でなく、ゆるく作った短歌を上げています。週2~3回くらいで更新されるかもしれません。そこらへんもゆるゆると。
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#今日の短歌

人生を振り返る夜眠れずに我にふさわしき麦茶片手に

素面でものを考えたい夜に #短歌 #麦茶 #人生

後悔はすぐ来るわけじゃないきっと四年後あたりがピークで来る

ものすごく後悔することがあった日から4年経って思うことについて #短歌 #後悔

世界が在ることは証明できずとも我君思うゆえに我あり

デカルトが試みた「世界の実在を証明すること」は原理的に不可能という話を聞いて #短歌 #世

こんなにも蛙の声がする実家三十路になりて気づくことあり

実家に帰り、うるさいほどの蛙の声を聴きながら #短歌 #実家 #蛙 #三十路

「海外に行かない道があったのか?」空を見上げる。つながっている。

ジャカルタへの移住を前に。 #短歌 #海外 #空

寺山が苦しと思ひし珈琲を我飲むときはかくまで甘し

寺山修司「ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまで苦し」を受けて #短歌 #珈琲

生きるため荷物を捨てる人生の軽やかさを知る令和四年

旅立つための家財の整理をする中で #短歌 #荷物 #引越し

これからも行くことのない地から届く悲報を乗せて地球は回る

米テキサス州の小学校の銃乱射事件に触れて #短歌 #地球 #ニュース #悲報

考えのまとまらない日に思い出す考えなんてなかったあの頃

#短歌 #考え #あの頃

朝起きて予定がない日の幸福度左に振れるか右に振れるか

#短歌 #幸福 #朝

なににせよ創作者たる覚悟あらん みずからに問う春は過ぎゆく

#短歌 #創作 #春 #自問自答

不合理なシステムのうちに弊(つか)れゆく人たちの手を掴めわが「手」よ

#短歌 #社会 #手

珈琲は抜けてくような青空にもっとも似合うと君は思う?

#短歌 #珈琲 #コーヒー #青空  

2年前マスクしながら横切った道を通りつ悔悟とともに

#短歌 #マスク #コロナ