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黒猫の錯覚

近所に猫ちゃんが住んでいる。

野良も飼い猫もやたら見る。最近は黒猫ちゃんをよく見かける。区別はつかないが同一猫物であるように思う。今日も帰り道にお会いしたら、私と目が合ってからそっ……と道を横切って行った。

黒猫が前を横切るのが縁起が悪いというのなら、週に3日は黒猫に横切られている私の運勢は爆悪だ。

夜に爪を切ってはいけない(暗くてあぶないから)、みたいな迷信のたぐいってけっこう好きだ。逆から考えれば、暗くてあぶないから、というのだけでは人は自制ができないのだな、と思う。けがをするかも、という予想よりは、不幸が起きるかも、親の死に目に会えないかも、というような想像の方がしやすいし守りやすいということなのだろう。

そういう感覚って面白いなと思う。指を切って血が出るという具体的な想像よりも、神様の罰が当たる、といったぼんやりとした想像の方をより真に迫ったものとして感じられるというバグ。

猫ちゃんのも何かしら意味があるんだろうな。知らんけど。テキトーに言ってます。眠い〜


今日はここまで。ありがとうございました。

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