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遺伝子と苦労

爪が伸びている。

ちょっと深爪になるとどんどん剥げていって痛いタイプの爪なので、だいたい少し長めにしておいてるんだけど、気づいたらそれにしてもけっこう長めだ。爪切りを引っ越しの荷物のどこに入れたか分からないので放置している。

爪の形と手の形、人のものをまれにじっと見る機会があると違いにビックリする。頭が一つ、手が2本、目が2つ、の同じ種族の遺伝情報をしておいてこんなに違う?ってぐらい違う。

いわゆる女爪というか、縦に長くて横幅が狭い爪をしている。爪の形が綺麗ですね、と言われることもけっこうある。お世辞として顔が綺麗ですね、と言われた場合はいやいや(笑)みたいな態度を取ってしまうけれど、爪が綺麗ですね、と言われた場合はそうでしょうそうでしょう、みたいになる。爪は顔より人格とちょっと遠い物だと思っているのかもしれませんね。服とかアクセサリーを褒められるのに近い気がする。

母親も父親も比較的薄くて縦に長く横幅が狭い手をしているので、遺伝を感じる。父方の祖母もそうだし、弟もそうなので、情報の強さを感じる。

ただ、たま~~~に年配の人とかに「苦労してない手」って言われるんすよね。待て待てよく見ろ、冬とか水でひび入ってるが?これが苦労してない手だったら今どきの若者ほとんど全員そうだが?形で判断してねぇか???むっちりした手をお持ちのお嬢様だっているはずだが???

開き直って「手だけお嬢様」の家系の末裔として生きていこうかしらん。

今日はここまで。ありがとうございました。


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