ポケットの中には
お菓子を無惨な姿にしてしまった。
いただいたお菓子をカバンのポケットに入れ、1週間ほど失念していた。ビスケット状のそれは、今日開けたらもう噛じるどころか上を向いて口に注がねばならないレベルに粉々になっていた。もひとつ叩くとビスケットがみっつなら、何回叩かれてこうなったのだろう。
こういうこと、よくあるのでそのたびに、申し訳ねぇ〜!と思う。このお菓子をくださった人と、このお菓子を作った人に。
今回は大丈夫だったが、いわゆるキャンディの包み方をした飴やチョコレートだと周辺に被害が及ぶこともある。これでカバンを使い物にならなくしたことも数しれず。それに文具なんかを巻き込んだことも数しれず。
こういう時、私って本質的にお菓子がそこまで好きじゃないのかも、と思う。嫌いじゃない。おいしいと思うのに、すぐ食べることができない。忘れっぽいのももちろんあるけど、好きだったら食べてるもんな。職場のデスクにお菓子をストックしてる人とかもいるもんね。
私にお菓子を与えないでくださいって動物園みたいに看板立てておくべきなのかもしれない。物を食べるのが下手すぎる……かなしみが生まれるだけ……許してくれ……
今日はここまで。ありがとうございました。
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