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分野をきわめたい(2023年5月19日の日記)
マンガが上手い人っていいよなァ。
お話が作れる、絵が描ける、マンガが描ける、は全て別のスキルというのはそりゃそうなんだけど、結局マンガが上手い人ってそれの全てのトップやんという思いは消えないわけでして。
自分はマンガが下手だなぁと思う。コマが割れん。面白くない。何描いてんだかよく分からない。
どうしたらええんやろなぁ、と思うけれど、まず単純に漫画を読んできていないな、ということに気づく。やっぱりマンガって経験値もデカいと思いませんか?センスというか。構図やコマ割りのセンスってゼロから始まるもんじゃないと思うんだよな。
小中学生時代を美味しんぼとサイボーグ009と夏子の酒とスラムダンクとがんばれ元気を繰り返し読み続けることで過ごしてきてしまったので……高校時代も年に1冊ほどしか漫画を買っていない(読んでいたマンガの連載誌が隔月だったので……)。
マンガを読む人、というのはとにかくマンガというものをたくさん読んでいる。私はただ好きなコンテンツを摂取しているだけのであって、マンガというものを読もうとしてこなかったのかもしれない。
思えば私はそういうことが多い。アニメもアニメだからという理由で見ることはなく、好きなコンテンツだから見ている。特撮もシリーズを次々と見たりはしていない。好きなものが好きだ。ジャニーズも好きなグループだけ追っていて他はよく分からない。狭く深いスポットが散在している。
ゲームというものをやりたくて広くやるゲーム好き、とか、M-1の動向を広くチェックしているお笑い好き、話題のはだいたい見てるホラー映画好き、みたいな人たちって、いいなと思う。ジャンルで見るから見えてくるものもあろう。名乗るのも名乗りやすいし。
こんな、何かのカルトクイズにだけ強いみたいな応用の効かない性分、なんとかしたいんですよね。人生はカルトクイズじゃないから。もっと外郭の何かを吸収して自分のものにしたいんです。
でもみんなそんなことのためにやってるんじゃないよね(大の字)
今日はここまで。ありがとうございました。
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