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🇻🇳#10 ベトナム•ホーチミンのススメ

#10では、ベトナム文化の代表格とも言える、カフェ文化とおすすめのカフェをご紹介!!

カフェ文化

ベトナムコーヒー

意外かもしれませんが、ベトナム🇻🇳はブラジル🇧🇷に次ぐ世界第2位のコーヒー生産国。
そのため現地では、安くて美味しいコーヒーをたくさん飲むことができる。

ベトナムコーヒーの起源は、フランス植民地時代。苦味が強いことが特徴的なロブスタ種が最も栽培されるようになります。
そして当時はコーヒーといえば、外国人富裕層の飲み物で、庶民に回ってくるのは低品質なものばかり。それは苦味が強すぎて飲めたものではありませんでした。
そこでベトナムでは、コーヒーにコンデンスミルク(練乳)を入れることを思い付きます。苦味や風味の強いロブスタ種では、コンデンスミルクを入れてもコーヒーが負けません。このようにして庶民にコーヒー文化が広がり、現在にも伝わっています。

ベトナムに初めて行くと驚きます。ブラックコーヒーを頼んだのに甘い!!
そう、ベトナム人にとってのブラックコーヒーとは、コーヒー+コンデンスミルクのことで、それ以外には何も入っていないって言う意味なのです。甘いコーヒーが苦手な方は、ベトナムに行くと辛いかも🥵

#5の土産編でも紹介しましたが、インスタントコーヒーにも注意が必要です。最も有名なG7コーヒーのブラックは甘くありませんが、他の商品だとブラックと書いてあるのに甘い。
甘いのが得意な人でも引くほど、甘いブラックコーヒーがあるので注意してください。(飲まないと見分けられないけどねぇ〜)
せっかく買って行ったのに、甘すぎて飲むのを挫折したら勿体無いですね。

また熱帯の国ですから、コーヒーは基本的にアイスで飲みます。一部ホットを提供している店もありますが、限定的です。
日本にはないベトナムならではの、卵コーヒーや塩コーヒーも美味しいですよ❤️

カフェ

ベトナムの市街を歩くと、最も目に付くのはカフェです。カフェが数軒並んでいることも珍しくありません。

そんなに店があったら、客を取り合ってほとんど潰れてしまうのではないかと心配になりますが、不思議と店員には客を集めようと努力する気配が見られない😄
自宅の一部を店舗として利用しているので、家賃がかからないため、あまり売上を気にしていない印象。

ベトナムのローカルカフェは、壁がなく外の世界に剥き出し。当然クーラーはなく、扇風機だけが置いてあります。日が落ちてからなら耐えられますが、日中は耐えられたもんじゃない🥵

しかしベトナムでは、クーラーがあること自体か贅沢なこと。国民の多くの家では、扇風機だけで暑さを凌いでいます。

クーラーのあるカフェといえば、大手チェーンの「Highland Coffee」「The Coffee House」が有名。
値段はローカル店に比べて2倍ほどするので、多少余裕のあるベトナム人がよく利用しますが、それでも日本よりは安いです。

もちろん「Starbucks coffee」もありますが、美味しくて安いベトナムコーヒー店には勝てないのか、店舗数はめっちゃ少ない。

ベトナム人は本当にカフェが大好き。仕事終わりや休日など時間がある時、友人と会ったり家族と話したりする時、ありとあらゆる場面でカフェを使います。

珍しいコーヒー

塩コーヒー

塩コーヒー

コーヒーに塩入れるの??って思うかもしれませんが、是非おすすめしたい一品。

作り方はお店によって異なりますが、写真のようにコーヒーの上に塩を混ぜたクリームの層があるのがおすすめ。クリームとコーヒーをスプーンで混ぜて飲みます。(クリーム単体は耐えられないほどしょっぱい)

こぼしそうなのを耐えて、きちんと混ぜて飲んだら😋ベトナムコーヒー独特の甘味が塩味と絶妙に合って、最高の一杯に💕

どのカフェに行っても基本置いてあるので、是非頼んでみてください!!

卵コーヒー

卵コーヒー

コーヒーに卵入れるなんて😠とは言わずに飲んでみてください。
コーヒー自体には甘さを加えておらず、コーヒーの上に砂糖、卵黄、卵白を泡立てたクリームを乗せる。そしてこのクリームから甘味が引き出されて、めっちゃ美味しい🤤

飲むというよりは、食べるという表現が適切なほどドロッとしています。コーヒーとはまた全く違うものとして、挑戦してみたらいいですね!!
他のコーヒーと違ってホットで提供されます。

「Tam Coffee & Tea」という店が卵コーヒーで有名です。

おすすめカフェ

Highland Coffee

Highland Coffee

1998年に創業した、ベトナム店舗数No.1の大人気カフェチェーン「Highland Coffee」
ホーチミンやハノイなどの市内や空港には必ずあり、見かけることも多いと思います。残念ながら、今のところベトナムのみの展開となっていますが、日本にもHighland Coffeeのコーヒー粉末が正規輸入されています。

メニューはこちらから。価格は30,000〜(180円〜)から楽しめます。

カフェラテ30,000VND(180円)
ブリーズ65,000VND(390円)

冷房が効いていて、オシャレな店内。いつでも多くのお客さんで賑わっていて、空いている席を見つけることが困難なことも😢
パンなどの軽食と共に、美味しいコーヒーやティーを楽しみましょう!!

カウンターで商品を注文したら、ブザーが鳴るのを待って取りに行くスタイル。また基本的にベトナムでは退店する時、ゴミはそのまま席に置いていく。セルフ片付けは必要ない。

The Coffee House

The Coffee House
カウンター
広い店内


2014年に創業された、「The Coffee House」
オシャレで快適な店内は、多くの若者の間で人気です。価格は40,000VND〜(240円〜)と、Highland Coffeeよりは少し高めか。
チャーハンやパンなどの軽食も人気で、昼ごはんに立ち寄ってみてもいいですね🥰

美味しいピーチティー

The Cafe Apartment

The Cafe Apartment

古い9階建のアパートの中には、たくさんのカフェが入っている。地元の方だけでなく観光客にも大人気のスポット。
多すぎて、どのカフェに入ればいいのかわからない😅

5階にある「Saigon Oi」が有名とのことで、緑に囲まれたオシャレな雰囲気😎
飲み物は50,000VND〜(300円〜)となっていて、安くて美味しい🤤

Phuc Long Coffee & Tea Express

Phuc Long Coffee & Tea Express

ベトナムの人気カフェチェーンの一つ、「Phuc Long Coffee & Tea Express」
コンセントやWi-Fi完備で、仕事や勉強などの作業をするには最適。
値段は40,000VND〜(240円〜)とお手頃。

ライムティー45,000VND(270円)

このお店の売りは豊富な種類のティー。現地の方いわく、ほとんどの人はティーを頼んで、コーヒーを頼む人はあまりいないとか。

Dalaland Saigon

Dalaland Saigon

名前の通り、高原都市ダラットから生まれたカフェ。店内には緑と水路が流れており、あたかもダラットに来たような錯覚を覚えるほど。

これはカフェなのか??

2階建のカフェで、日本では考えられないほどの面積。エリアによって様々デザインが施されていて、カフェなのにめっちゃ楽しい💕

夜に行くと混雑するそうなので、午前中がおすすめです!!(暑いけど🥵)

Cộng Cafe

Cộng Cafe
独特な雰囲気の店内
ベトナム戦争時代の展示品が置いてあります

ハノイで創業されたこちらのカフェ。
Cộngの意味はベトナム語で共産主義。とはいえ、政治的だ😱と恐れる必要はありません。ベトナムは共産主義国家ですが、旧ソ連や中国、北朝鮮、キューバとは比較にならないほど自由度が高いですから😅
ホーチミン市内にも複数出店しており、中に入ればいたって普通のカフェ。

シンプルなコーヒーや紅茶から、クリームたくさんのドリンクまで色々と揃ってる。ドリンクだけでなく、パンや麺、ピーナッツなどのおつまみ系など豊富に扱っていて、軽い昼ごはんには丁度いいかも。
値段は40,000VND〜(240円〜)なので、他のカフェとほぼ同額です。

カフェラテ49,000VND(294円)

1区にある、ホーチミン1号店はこちら

Tiệm Cà Phê Tò Vò

Tiệm Cà Phê Tò Vò
店内から見える夜景

綺麗な夜景と、音楽の生演奏が聴けるカフェ。連日多くのお客さんで賑わっています。 コーヒーは40,000VND〜(240円)と他のお店と大差ありません。
オシャレなカフェでベトナム語の音楽を聴きながらゆっくりしたいですね❤️

でもこのカフェ、本当に混んでいる😅
地図を見てもらえば分かると思うのですが、両側を川に挟まれた場所に位置しているため、行くためには目の前の道路一本しかありません。
そのため、特に夜は大渋滞。そもそも狭い道なのに交通量が多く、その上大人気のカフェがあるため、ホーチミンの中でも特に酷い渋滞が発生します。
本当は夜景を見てほしいけれど、車で向かうのはかなり困難なので、夕方くらいに行くのが最適かもしれません。

終わりに

ここでは紹介しませんでしたが、ローカルカフェなら、30,000VND(180円)でフルーツたっぷりのティーが飲めちゃたりします😋
この店は、観光客が訪れるような場所ではないのですが、一応場所を貼っておきます。

このピーチティーが180円とは恐ろしい😳
こちらはライチティー

ローカル店だとメニューがベトナム語表記のみ、店員も英語NG🙅‍♀️が多いですが、私は頑張ってベトナム語で注文しています😤

今回は、ベトナムのカフェ文化とおすすめのカフェを紹介しました。
ベトナムには数え切れないほどのカフェがあるので、是非自分のお気に入りのカフェを探してみて下さい!!

#11では、ベトナム旅行時に必要となる通信方法について紹介します。ありがとうございました!!

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