燃え尽き症候群について

こんにちは!香川大学陸上部です!
最近暑い日が続いていますね。こまめに水分補給やかけ水をする、暑い時間帯を避けて練習するなど暑熱対策をして快適に夏の練習をこなしていきたいですね!

さて、今日のテーマは「燃え尽き症候群」です。燃え尽き症候群は、スポーツに限らずあらゆる事柄で起こり得るものであり、スポーツの場合、ある日突然通常のパフォーマンスができなくなったりします。
今回は燃え尽き症候群について3点お話していきたいと思います!

①原因
燃え尽き症候群の主な原因は、オーバートレーニングです。
オーバートレーニング状態にある選手が、慢性的な疲労や、無気力感を抱えたままトレーニングを行うと、練習しているのにパフォーマンスが上がらない状態となり、その結果「精一杯の努力をしているのに報われない」と、燃え尽き症候群になってしまうのです。
オーバートレーニングの具体的な症状には、体がなんとなくだるい・睡眠が浅い・イライラする・食欲がないなどがあります。

②燃え尽き症候群に陥る選手の特徴
燃え尽き症候群になってしまう選手には、完璧主義・自己主張が苦手・競技に固執しているなどの性格的特徴がみられます。
このような特徴を持った選手は、自分の理想に向かって努力する、負けてもひたすら頑張りぬくといった行動をとるので、周囲から見て、「頑張り屋のいい選手」に見えることが多いです。
しかし、この「頑張り屋のいい選手」は、完璧主義かつ競技に固執しているため、一歩間違えれば日々のトレーニングが楽しみを感じない一種の義務となり、心身ともに疲弊してしまう可能性を持っているのです。

③対策
燃え尽き症候群に陥らないようにするには、オーバートレーニングを避けることが必要不可欠です。①で挙げた具体的な症状がないか日ごろからチェックし、オーバートレーニングによって疲弊していることに気づいて適切に休養できるようにしていきましょう!
また、②で挙げたように、日々のトレーニングが義務になっていないか、競技を楽しめているかを自分に問いかける・他者から客観的に見てもらうなどして自分を見つめ直し、競技に固執しすぎないことも重要です。

以上、「燃え尽き症候群」についてお話ししました。
オーバートレーニングを避けることは、燃え尽き症候群の予防だけでなく、競技力向上にも効果的です!
また、陸上競技は本来楽しいものであって、義務的に行うものではありません。have to ではなく、want to の思考で競技に取り組んでいきたいですね!

最後まで読んで下さりありがとうございます!
これからも香川大学陸上部をよろしくお願いします!

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