RPGから学ぶトレーニングの考え方

こんにちは!香川大学陸上競技部です!
皆さん、RPGゲームをやったことはありますか?
RPGゲームのいくつかの考え方がトレーニングを考える上で参考になるなーと感じました。
そこで、今回は「RPGから学ぶトレーニングの考え方」というテーマで2点お話ししていきたいと思います!

①段階的に難度を上げる
ゲームが始まったばかりの状態を想像してみてください。冒険に出たレベル1主人公の前に現れた最初の敵が何といきなり最強のモンスター!主人公はなすすべなくボコボコにされる・・・このゲームやりたいですか?やりたくないですよね。逆に、どれだけ話が進んでレベルが上がっても弱い敵しか出てこないゲームもやりたくないですよね。なぜでしょうか?
それは、適切な難易度に設定されていないからです。難易度が適切でないと、面白くなかったり、クリアまでたどり着けなかったりします。
だから、RPGでは敵が段々強くなるように設定されているのです。
これは、トレーニングも同じです!自分のレベルに合わせた難易度の練習を設定し、レベルアップに合わせて変えていくことが必要なのです。

②難しいようなら少し戻る
RPGでは段階的に敵の強さが設定されていると①で話しました。それでも、新しいステージに来た時、敵が強くて高い確率で負けてしまうということがありますよね。皆さんならそういう時どうしますか?
私なら、1つ前のステージに戻ってレベル上げをします。高い確率で負けるという状態でレベル上げをするのは効率が悪いからです。ゲームであればこの判断は当たり前にできます。
ところが、トレーニングとなるとこの判断ができなくなることがあります。トレーニングの水準を下げることを決断するのは案外難しいことです。
それはなぜかというと、どれだけギリギリでこなした練習だったとしても、一度できた練習だから次もできると判断してしまいがちだからです。また、強度の高さ=正義という価値観が根付いてしまっていることも影響しています。強度の高い練習をすることも大切ですが、練習をすることが目的になっていませんか?
本当の目的は練習をすることではなく、実力を上げることです。なので、練習の強度が高すぎて継続できなかったり、練習をこなせなくて自信を失うことになっては元も子もありません。
迷ったら厳しい方を選べとよく言われていますが、時には迷ったら確実にできる方を選ぶことも大切なことです

以上、「RPGから学ぶトレーニングの考え方」についてお話ししました!
RPGとトレーニングの例のように他のことを結びつけて考えてみると考えが深まるきっかけを得られるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます!
これからも香川大学陸上競技部をよろしくお願いします!


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