insanityは感情のコントロールでリスク回避
・著書:ビジネスパーソンの為のアサーション入門
・著者:金井壽宏×平木典子
メンタリストのDaiGoさんのYouTubeで耳にした言葉。
「アサーション」=自分も相手も大切にする表現方法。
今の自分に不可欠なスキルだと思い、即入手。
何となく分かっていて少しずつ実践に移していること。
それを体系的に学べる本書。
■ポイント
・自分の感情と他人の感情は違い、それぞれのもの。
・他人を変えるのではなく、自分が変わる。
・言いたいことは、特に怒りの感情をコントロールして、I(私)メッセージでしっかり伝える。
業務柄、以下の内容が多く、反省することが多いと実感していた日々。
■例
・仕事依頼時
→期日までに成果物の提出を求め、それが超過した時。
・仕事受取時
→失礼ながら、「〇〇しておいて」とのフワッとした指示の時。
つい感情が困惑や怒りに変わり、ダイレクトにそれらがメールや言葉として相手に届き、時に気まずくなり反省...
最近気を付けていること。
上記いずれに場合にも、以下のステップで、内容や期日の明確化、コンセンサスを得る。
①まずは受容
→内容を受けとめて御礼
②自分の感情や状況の明示
→自分はこう感じている、なぜなら…
③提案
→期日遅れの場合、どうすればいつまでに解決しそうか?
→パスが曖昧な場合、私としては〇〇なイメージの成果物を〇〇に提出しようと考えているが、○○で認識に相違はないか?
→すぐにできない事情がある場合、〇〇迄猶予をいただくことは可能か?〇%の出来で一旦提出などでも可能か?
まだまだ感情のコントロールがうまく表現にまで至らず、試行錯誤の毎日。
本書では星野リゾートにおける、組織としてのアサーション実践による成功事例や、アサーションを実践した学生のリアルな意見などが、著者2人の対話形式をベースに繰り広げれており、理論より具体例が多く、腹落ちする一冊。
過去のトラウマをストレートに表現して、眠れる獅子だった三井を覚醒させてしまったスラムダンクの長谷川。
主力不在時の出場チャンスに、長かった下積みの鬱憤を払拭するかの爆発力で、リンサニティムーブメントを起こし、一時期全米を熱狂させたが、次第に主役級の活躍の前に、埋もれしまったNBAのジェレミー・リン。
何事も感情や行動のコントロールは、円滑なコミュニケーション醸成において不可欠。
早速、改めて実践。
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