Everyday Is a Winding Road
・著書:佐藤可士和の超整理術
・著者:佐藤可士和
クリエイティブシンキングを読んで、その頭の中身をもう少し覗きたく購読。
アーティストならではの立体的で創造的な分かりやすく実践に移せるその内容。
■主訴
整理術とは、仕事、人間関係の本質的な問題解決の為のアプローチ手法。
つまり、コミュニケーションの本質に迫り、あるべき姿を見つけ出すこと。
他人事を自分事化し、リアリティを追求し、自分だけでなく、相手の仕事も生活も劇的に変えられる術であること。
アートディレクターを「ドクター」と自称する著者。
その心は以下の本書の整理のプロセスによるもの。
■プロセスの3ステップ
①状況把握
→医療の問診のように、現状を把握し、相手の想いと情報を獲得
②視覚導入
→情報を複眼でズームアウトして眺め、ズームインして並び替え、本質を見出す
③課題設定
→解決すべき課題にフォーカス
■キーワード
・思考の情報化
→顕在だけでなく、潜在的に無意識にあるものを引き出すために、自分の仮説を言語化し、相手に投げる。
その繰り返しにより、見えないものが見える化され、よ理良い共創を生み出すことが可能。
その他、①②③のプロセスを元に、難易度に応じて、順に空間→情報→思考の整理と、具体的な企業での提案事例、成功事例も交え、サラっと読めて物事の本質を学べる一冊。
最近、日々の会話の中や、業務上、行うことがある社内向け研修で、これらグラレコや書籍などから学んだことをアイスブレイクとして、アウトプットを意識的に実施。
…ブレイクどころか、凍り付いてしまうことも多く、なかなか難しい自分なりの転用。
ただ、受け売りでなく、研修の目的や趣旨に即して見識含め、自分の言葉として展開することに注力中。
ジュリア・ロバーツがアカデミー賞をとった
好きな映画「エリン・ブロコビッチ」で流れていたシェリル・クロウの楽曲。
Everyday Is a Winding Road
思考を物や形にするデザイナー。
一方で詩や曲にするシンガーソングライター。
いずれも自分や他人との対話や見聞きする情報や環境から思考を自分なりにデザインするアーティスト。
自分にはない発想力や表現力。
愚直に毎日回り道しながら最上志向を模索。
この整理術も実践し、クリエイティブさも兼ね備えて更にブラッシュアップしたい。
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