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さあいよいよ本番! 一発勝負入学試験への最後の学び

2022年が始まりましたがあっという間に1月も終わり。

各入試も本番を迎えています。

ここまでくると、とにかく体調を崩さず本番を迎え、力を発揮して後悔なく終わってほしい。と思ってしまいます。一方で最後の最後まで努力を続け、勢いをもって試験に臨むことも成功への秘訣の1つだと思います。

今回は最後の最後、何をすべきなのか、少し考えてみようと思います。

<入試で力を出し切るのは難しい>

本番で力を出し切ること、想像する以上に難しいことです。

それも、その本番に向け、力を入れて準備をしていればいるほど・・・。

いつもとは違う場所、周りはみな優秀に見える。

あわてる、あせる、時間が足りないような気がする・・・。

意味もなく手汗をかく・・・。

考え始めればきりがありません。

一番痛い思いをするのが「本番になると、普段は気にならなかったことが気になってしまう。」です。今までは決まり切った方法で解いていた問題、こうだと思っていた公式や単語のスペルなどに突然自信が持てなくなってしまうのです。

ここ「+」だったかな?「ー」だったかな?この単語最後に「s」必要だったかな?家で、塾で問題を解いていた時には意識せずにできていたのに、なぜか気になってしまう。そして気になり始めるとわからなくなってしまい結局・・・。ということが起きることがあります。

このような、いろいろな意味での想定外を出さないためにどんな準備を最後にするべきなのでしょうか。

<自分に自信をもって試験に臨むには?>

自分に自信が持ち切れていない場合、本番での「想定外不安」が発生します。もちろん緊張からくるのですが、緊張していたとしても、自信を持てていれば出てこない不安・疑問です。

ではどうすれば自信をもって本番に臨めるのでしょうか?

日常的に緊張感をもって、試験と同じように勉強する。などとはよく言いますが、なかなかできませんよね。

私は、「自分に意地悪になること」を勧めています。

例えば、単語の見直しをするとき、単語帳を電車の中で見るとします。英語を見て、日本語を確認する、と1言で言ってもやり方は人それぞれです。本番で力を出せるよう自信をもって臨むには、見直しで、記憶が不十分なものをあぶりださなければなりません。そのためには、電車の中で単語を見直す時でさえ、自分にテストを課すことが必要です。例えば、単語帳では確実に英語のページだけをみて日本語のページは隠します。意味を複数想像できなければ、その単語にはマークをしてから日本語を確認するのです。そのうえで、落ち着いて座った時に、マークのついている単語を書きだし、再確認していきます。これを繰り返していれば本番で、これ末尾に「s」ついたっけ?とはならないのです。

自分を信用せず、自分に意地悪く、記憶不十分を探しだすこと。

これが大切です。

<ズバリ 最後の1週間なにをする??>

では、自信をもって臨むための最後の1週間は、どう過ごすべきなのでしょうか?

過去問をはじめとする問題を解く時間、必要な知識を再確認する時間に分けて時間を使います。ここまでどんな勉強をしてきたか、によりますが、最後の1週間での割合は過去問等演習3見直し7をお勧めします。

過去問等問題演習をする場合

 できない問題を探すつもりで解きます。(良い点を取ろうと思って解かないでください!!!)できない問題があったら、解けなかった理由をしっかり確認してください。

 1,知識が足りなかったのか?

 2,知っている知識を使えなかったのか?

 3,不注意な問題の読み取りミスなのか?

 4,計算ミス等のミスなのか?

 etc

 1,2,の場合、しっかり別のノートにポイントを書き込みます。そしてそれを覚えこみます。

 3・4、の場合、読み方、書き方を再確認、しっかりルール化してください。

 できていない内容を1冊のノート等にまとめ、見直しに使える材料とすることが大切です。 (この問題はできなくても仕方がない、は2,のケースで起こりえます。そこはこのタイミングではもう、深追いしなくてもよいでしょう)

見直しをする場合

 単語帳や、自分で作っている見直しノートを見る時間。それを覚えなおす時間に分けます。

 見る時間は、とにかく自分に意地悪にテストを課すことで、記憶が怪しい知識が怪しい部分を見つけてください。自分に意地悪く、テストをしていきます。このタイミングでは、忘れかかっているものはきっと100個に1個くらいかもしれません。

 でもこの100個に1個を見つけることが大切です。

 怪しい知識を見つけたら、マーキングするか別のノートに書き出すかします。そしてそれを再度覚える時間を使って覚えます。覚え方は人それぞれでしょうが、書いたり声に出したりといった動作を伴う作業をお勧めします。そして何より、このタイミングで出会ったことは、「絶対に忘れない!」と心に誓うことが大切です。

まさに「臥薪嘗胆」です!!

<実は・・・>

今回、受験直前の対策を書いてみました。

しかしこれ、本番で力を出すためにはいつでも大切なことですよね。本番で出てくる可能性のあることで、自分の中で中途半端になってしまっている部分を探し、補強しておくこと。これがどこまでできるかで本番は決まります。

社会にでても、実は大切な本番はたくさんあります。準備を丁寧にできているときはやはり自信をもって本番に臨むことができ良い結果を生みます。

<前日は・・・>

前日は新しく問題を解くことはせず、最後まで、怪しいところをさがし、それを補強し続けてください。そして、前日は、決めた時間になったら、「やりきった!」「自分ができることはすべてやった!」と思いながら寝てくださいね。(ちなみにもう一回見直ししたいけど、と思っても決めた時間にあわせましょう。内容的な完璧はありえません。自分にとっての最善を尽くす!ことを大切にしてください)

成功を祈ります!!


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