コーチの存在は大事だよというお話

私は小学5年で自分が算数ができないことを自覚して以来、今の今まで数学というものが絶望的に苦手です。

わたしの中学・高校では数学のテストで60点以下を取ると追試、それでも落ちると補習になるのですが、追試にかからなかったことが2、3回しかないほど数学が出来ませんでした。補習になり、中3の夏の大会に出れなかったことすらあります。

そんな数学が絶望的にできない私ですが、最近切に感じることとして

数学ってサッカーに似てね!?

ということです。

はい、このことがタイトルどう関係あるのか、意味がわからないですよね?笑 きちんと説明します。

サッカーコーチのトレーニングで重要なこと

僕は戦術というものが好きでフットボールのコーチになった人間です。そんな僕が常々意識している事として、

いつその戦術を使うのかの基準をそろえること

です。これは自分がフットサルのプレーヤーを始めたてのころにパターン練習を何度も繰り返すものの、それをいつ使うのか全く理解出来ず、試合で死ぬということを何度も繰り返していたので、自分が教える時にはそうはならないようにしようという反省から来ています。

パターン練習は試合で起こしたい現象を再現し、実行の精度を上げるためには非常に重宝し、重要ですが、いつそれをつかうのかがわからない、それぞれの選手が自分の役割を理解してないという状態では試合で使うことはできません。それだけではダメなわけですよね。サッカーコーチの皆さんならこの辺はみなさんご存知。要素還元主義ではダメな理由がこれです。

このようなことを勉強してるうちに、私は気づいたわけです。

これって数学も一緒じゃね!?

ということに…

私を始めとして数学ができない人(or嫌いな人)に共通してると勝手に思っているのが

①そもそも計算力がない
②例題で練習した解法のパターンのどれを使えばいいのかわからない

の2パターンです。僕の場合、①も当然あるにはあるのですが断然②です。そう、問題演習では解けるけど本番ではびっくりするくらい解けないのです。

数学の先生は授業で扱う演習問題の解き方は教えてくれますが、どんな時にそのパターンを用いるのかは「解けばわかるだろ??」みたいなスタンスだったので、できない私にとってはまあ理解できません。よって本番で死ぬ。

というパターンが頻出したのです。

ちなみに高2の文系クラスすなわち数学ができないやつが大量にあつまるクラスでは、「先生、プリントと同じような問題出すって言ったのに、問題文の書き方変わってるじゃねえか!!解けるわけねえだろクソが!!!」みたいな発言が飛び交っていました。(問題の内容は同じです。もちろん)先生からすれば地獄笑

それだけ問題をやりこまなかった僕が悪いといえばそうなのですが、サッカーのコーチがそれを言いだしたら恐らく叩かれると思います。(あんだけエイトやボランチの練習をしたんだ!いつ使うかなんてフィーリングでわかるだろ!!なんて言おうものなら、選手から〇ね!と言われますね)

というわけで全国の数学の先生、お願いですから僕のような人間を二度と出さないよう、問題を見抜くためのコツまでぜひ教えてください。お願いしますm(_ _)m

P.S 高3の秋に河合塾の廣瀬先生というスーパーな先生に出会いましたが、時すでにお寿司。国立はセンターミスって普通に落ちました。

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