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起業したいなら踏み出す欲求と留まる欲求に気付いて、やっぱり踏み出そう

漠然と起業をしたいなあと思いながらも、中々、最初の一歩を踏み出せないヒトは結構いるのではないでしょうか?
私自身、起業をしたいと思ってから、実際に起業するまでにはそれなりに時間がかかったように思います。

どうすれば起業できるのだろう?
何をすればいいのだろう?
何を売ればいいのだろう?
そもそも成功するんだろうか?
失敗したらどうしよう?

そんな風に思ってしまうと、最初の一歩を踏み出すのはとても難しいですよね。

踏み出せない理由、起業したい理由に気付いてみる

踏み出せない理由は人それぞれだとは思いますが、本当に踏み出せないのは自分の中に大きな欲求があるからだと思います。そして、起業をしたい理由も同じで「成功したい」という漠然としたものが全面に出てきますが、本質的な欲求は別にあると思います。

私の場合は、どうだったか少し思い出してみると、

踏み出せないのは、失敗して笑われたくないや、屈辱的な気持ちになることを避けたいなどの回避欲求、安定した生活を手放したくないというような、現状維持欲求が強かったように思います。

反面、なぜ、起業しようと思っていたかというと、

尊敬されたいや自慢したいというような承認欲求や、他者からの支配に抵抗したいという自律欲求などが強かったように思います。しかし、最も強い欲求は優越に関わる部分だったと思います。自分は誰よりも優れているということを証明したかったのでしょう。

踏みとどまるか、踏み出すかという、この本質的な欲求の部分に気づくことで、そもそも本当に起業したいと思っているのかどうかを見直す機会にもなります。

起業をするならそこにニーズが有るかを試してみる

自分の欲求に気付いたときに、やっぱり起業したいと思ったヒトは、兎に角、スモールスタートをしてみてはどうでしょうか?

いまは本当に、起業をするには最適な環境が整っていると思います。特に自分に足りない能力はクラウドソーシングを利用することで幾らでも補完することが出来ますし、情報発信の選択肢も多岐にわたるからです。

そして、時代は副業です。生活が心配なのであれば、まずは副業として初めて見るのも選択肢のひとつです。

大事なのは自分が世の中に提供しようと思っているものにニーズがあるかどうかです。または、そのニーズを気付かせることが出来るかどうかです。

自分が世の中に何を提供するかにもよるでしょうが、それを試す選択肢の1つとしては、やはりクラウドファンディングでしょう。クラウドファンディングの何が良いって、誰も実際にモノには触れていないのに「良さそう」と思ったヒトが実際にお金を出して応援してくれるところです。

また、無形のものであれば、ストアカなどで実際にセミナーを開催してみるのも良いでしょう。

何れにせよ、反応を見ることで、自分に足りないものが見えてきます。そして、足りない部分をブラッシュアップして、また試してみるのです。そういう意味では最初から100%は目指さない方が良いだろうと思います。「これで良い、完璧だ」と思っているのは自分だけです。世の中には色々な価値観がありますし、そもそも、ターゲットに訴求出来るかもわかりません。

私のいくつかの事業も、最初のリリースしたものからすると、原型がわからないほど、ブラッシュアップされています。事業とはそんなもんです。なので、まずはやると決めて、マーケットに出して、反応を見るというところまでは高速回転させたいのです。

難しく考えないでやってみる

起業することで一番難しいのは、実際に起業することです。頭の中では起業できません。行動が伴って初めて起業ができます。別に卓越した能力が必要なわけでもありません。世の中には物凄い数の経営者が居ますが、私も含めて別に卓越した能力があるわけではないのです。

ただ、やるか、やらないか、その違いだけなのです。

なので、やらない欲求よりも、やりたい欲求がほんの少しでも勝っているのなら、折角の自分の人生、試してみましょう。

私が最終的に起業を決めたのは、当時のメンターからの「やってみなはれ!」という言葉でした。

「考働チャンネル」では10月下旬頃に起業についても配信いたします。
「起業をしたいのですがどうすれば?」という質問に始まり、どうすれば起業が出来るのか、また、起業前にやらない方が良いこと等を配信予定です。


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