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Notion の使い心地_自身の覚書として

✏️ このnote は、あくまでも自分自身の覚書として書いたものです。
✏️ これからNotion を使ってみたいと思っている方の後押しとなれば…と思っていますが、使い方の説明にはなっていませんのであしからずです。💦


Notionとの出あい

2019年の夏前だったと思う。初めてNotion を知った。知ったと言うより、見たと言った方が正しい。いつもの様に、目的の何かを探す訳では無く、ただダラダラとnoteのページをさまよっているときだった。

All-in- one workspace」 というゴシック文字とモノクロのイラストが、目に入った。たどってみると、英語のみのインターフェイス、ページ執筆者は、デザイナーとかエンジニアとか…自分とはかけ離れた場で活動している方達ばかりだった。
これは、自分には扱えないツールだなと、その時は理解した。

けれど、シンプルな立方体と「N」のロゴがその後も気になって仕方がなかった。

Notionっていったい何っ?

ノートをとったり、情報を一箇所にまとめたり、タスクをつくったり、データを表で見たり。正直、何でもござれです。
ざっくりというと、Googleドキュメント(Dropbox Paper)、Googleスプレッドシート、Trello、タスクアプリ、GitHub Wikiを合体させたようなサービスです。(いずれも平野太一氏)


平野太一氏のnote は、Notion を使い始めてみようと思ったキッカケになったnote だ。ただ、自分の知識、技能、経験その他読解力などが、余りにも不足していて、平野氏が書いている基本的な意味が、理解できない部分もたくさんあった。

そんな、自分のような超初心者向けにも、多くの方々がNotion マニュアルを書いてくれているので、これらのnote にもとてもお世話になった。実際にNotion を触り始めてから、何度となく平野氏のnote を読み直してみると、初め理解できなかったところが、少しずつ分かるようになってきた。



pageという構造

Notion の「+」の新規ページをクリックすると、新しいページが現れる。ページの中で、「Type "/" command 」で「/」を打つと、どんどんページができる。
ページの中にもまた、ページができる。いわゆる「入れ子」だ。けれども、実際にどのように使って良いのかがしばらく理解できなかった。

「Notion」とは、何でもできる情報管理アプリケーションです。
(「Otto!デザインライフ」より)

Otto!デザインライフ さんのこのnote は、Notion の「ページ」のことが図解でとても分かりやすく記されている。



ここが何でも放り込んで後から検索をかける、Evernoteと違うところだ。ページがページの中に埋め込むことができ、構造化可能なのだ。

何事にも適当で横着な面と、変なところにこだわりをもつ面の両方が入り混じった自分のような人間には、Evernote の良さとNotion のシステマチックスタイルの良さの両刀使いができる気がした。

そう言いながらも、先日、ちょうどEvernote 更新の時期が来たタイミングで、プレミアムを解約して、Notion のアップグレイドをしてしまった。

ブロックという概念

フリープランの1000ブロック制限と言う考え方が、初め理解できなかった。たった1行でも、改行すると1ブロックとカウントされる。データの容量ではなく、文字数でもなく、行数でもなく、1ブロックは1ブロックなのだ。

テキストもブロックで移動、レイアウトが可能なので、これに慣れてくると文章がかたまりで自由に構成できて、とても便利だということに気づいた。

これは、静止画も動画も、埋め込んだTwitterやYoutube等も全て同じだ。

view が視覚化してくれる

データベースには、テーブル、ボード、ギャラリー、リスト、カレンダーというそれぞれの「view」があって、クリックでそれぞれを替えることができる。全く異なった、新しい視点でデータを視覚化することができるのだ。
初めの頃は、これが新鮮で、どのページも全てのview を設定して楽しんでいた。

タスク管理は、ボードview 。プロジェクトの着手から進行中、完了までの進捗状況が一目で把握できる。ギャラリーviewは、画像を添付したページを視覚的に見比べることができる。カレンダーは、タスクやスケジュール、日記等が、カレンダー画面で視覚的に、感覚的に、時間経過を把握することができる。

このあたりは、
「Notionが気になるあなたに、使い方の基本をまとめました」
ナースあさみ氏)が、自分のような超初心者にも、とても分かりやすく伝えてくれている。


template を使う

Notion には、たくさんのテンプレートが用意されている。こんなことを書いていながら、自分は未だテンプレートを使ったことが無い。
だから、その便利さの恩恵について記載することができないのだけれど、少しの加工で自分の利用価値の高い、効率的なページを作ることができるということだ。

自分の使い方は、初めから自分でページを作り、定期的に使いそうなものについては、それを自分のテンプレートにして使いながら追加、修正を繰り返している。
ただ単に、英語が苦手だということなのだけれど…。


レイアウト・フリーの楽しさ

ブロックの項で少しだけ触れたが、Notion ではテキスト、静止画、動画など全てがブロック単位で構成されている。コピーも、削除も、移動も全てブロック単位で行う。

空白部分にカーソルを置いたときに出てくる。「+と6個の小さなドット」の部分にカーソルを置くと、「Drag to move」とポップアップが出現するので、ドラッグ&ドロップでページ内の移動が可能になる。
さらに、ここでクリックすると、さらにポップアップメニューが出現する。画像についても同様で、テキスと画像のレイアウトを自由に行うことができる。

Notion 私の使い方

私の使い方と言っても、まだまだ試行錯誤中だ。Notion の機能のどのくらいを活用できているのだろうか。
今はまだ、Notion を使うこと、そのことが目的になっている。だから「私の使い方」というには、まだまだなのだろう。

自分の業務用パソコンは、様々な制約や、環境等があってNotion を導入することができないので、もっぱらプライベート使用が主である。ただ、スマートフォン、タブレットでもNotion のアプリケーションがあり、動作や操作面でも特に問題を感じていないので、これはありがたい。
このnote も、スマートフォンで入力をして、自宅で手直した。このような使い方が、自分の使い方のメインになっている。

「欲しいモノ」「行きたいところ」「しなければならないこと」をテーブルview で「2_Do」ページ

2_Do は、「things to do」のto do 。これは、ライター山田祥平氏の受け売りだ。

【余談】
今から…27〜30年くらい前のPC98とか、MS-DOSの時代のこと。
config.sysを書き換えて、などと悠長なことをしていた頃だ。テキストファイルを推奨していた山田氏に感化されて、to-Doは、「2-Do.txt」というファイル名を使っていた。「2_Do」ページは、その名残。


この「2_Do」。素早くアクセスして、新規追加したり、チェック済みにしたりしたいので、Notionでは、全体のページが見渡せるHome に置いてみた。これも、試行中なのだが…。
どちらにしても、Notion のチェックボックスは、2_Do管理や日々のルーティンのチェックやログに大変都合がいい。

また、「欲しいモノ」「行きたいところ」「しなければならないこと」を思いつくままにテーブルで一覧にする。タグや日付等でソートやフィルターをかけて、欲しいページだけを手に入れる。
これは、視覚的にも感覚的にも、とても分かりやすくて、お気に入りだ。

Diary ではなくLog

基本的に日記(diary)の類は、まだevernote に頼っている。Notion では、自分に関わる記録(Log )として、カテゴリーごとに分けて整理している。
「日々のルーティンの記録」「読書の記録」「音楽(楽曲・楽譜他)に関わる記録」「映画の記録」「写真に関わる記録」等がそれだ。

これもまだ試行の段階なので、もっと良い方法が見つかったら更新したり、変更したりしていく予定だ。自分の好きなようにカスタマイズして、いくらでも記録していくことができる。業務使用の場合には、そう簡単に変更は許されないだろうが、個人のスタンドアロンの場合には、誰に遠慮することがない。好き勝手に遊べるわけだ。

大切なのは、整理と継続。自分が一番苦手とすることだったが、今ではNotion に後押しをさている。


Notion を4か月使ってみたまとめ

導入するまでは、とてもハードルが高いと思っていたNotion。後先考えずにまず進めてしまう自分だけれど、Notion に関してはずいぶんと迷った。


そんな迷いを一掃してくれたのは、初めに記した

平野太一氏のnote

ノースサンド氏のNpedia



他にも…

ささくれももこ氏のnote 「Notionは使いこなさくていい。」


Toshiki Kawashiro 氏の「意識低め、僕のNotionの使い方」


まだまだ、挙げきれないほど多くの方々のnoteに後押しされ、ヒントをいただき、楽しく悩めるNotion に浸っている。


この場をお借りして、これらの方々に、「感謝の意を表して」思いの外長くなってしまった覚書を終える。




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