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弱気を強気に変える方法

弱気は最大の敵   津田恒美(広島東洋カープ)

今回は、元広島東洋カープの津田恒美投手の言葉を紹介します。津田投手は、1981年にドラフト1位で広島カープに指名され、翌82年に新人王を獲得した選手です。その後は血行障害などの怪我に悩まされますが、1986年にストッパー(抑え)に転向して、見事怪我からカムバックしました。その後も、ストッパーとして活躍し、1989年には最優秀救援投手に輝きました。津田投手は、相手打者に真っ向から立ち向かう姿は、「炎のストッパー」と形容させました。しかし、その後、悪性の脳腫瘍を発症し、32歳の若さで人生に幕を閉じた選手です。

「弱気が最大の敵」という言葉が生まれたのは、津田投手のアマチュア時代にあります。津田投手はアマチュア時代、剛速球投手として名を馳せていたにもかかわらず、精神的な弱さがありました。そして、自分が弱気になって投げた1球をホームランされたことで、チームが敗戦し、その後、津田投手が再びこのような敗戦をしないために、ボールに「弱気は最大の敵」と書き、試合前に呟いていたところから始まっています。

勝負に「弱気」は禁物だと考えています。なぜならば、勝負は相手がおり、弱気であれば強気で仕掛けてくる人には、勝てないからです。弱気は人から自信を奪います。どんな勝負も自分に自信があるから、堂々と相手に立ち向かえるのです。そして、その気持ちが相手よりも勝ることで、勝負に勝てると考えています。だから、勝負で弱気になってはいけません。

しかし、人は弱気になりそうなときがあります。今から、私が行っている弱気になりそうなときの対処法をお教えします。(私も、それほど強い人間ではありません。)それは、紙やボールなどに「弱気は最大の敵」と書き、勝負が始まる前に、その書いたものを握りしめて、心が落ち着くまで何度も頭の中で唱えることです。そうすると「悔いのないように、思いっきりいこう。自分はできる」と思えるはずです。ぜひ、実践してみてください。

最後に、津田投手の人生を記した本を紹介しておきます。もし興味を持っていただいた方は、読んでいただければ幸いです。

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