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人生に必要な7つの力

今回は、私のお薦めの本を紹介したいと思います。今回、お薦めする本は「日々生まれ変わる」(我喜屋優著)です。我喜屋さんは、興南高校野球部の監督であり、2010年には春夏甲子園優勝を成し遂げた監督です。さらに、我喜屋さんは、学校法人興南学園の理事長であり、興南中学、高校の校長を兼任されている方です。我喜屋さんの考え、指導法は、人間形成、人材育成において、非常に注目されています。

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この本の中には、我喜屋さんが人生の支えとしてきた「7つの力」があります。それを紹介します。

①根っこを張る力                                  

②挑戦し続ける力

③嫌われることを恐れぬ力

④自分で「道」を見つける力

⑤「今」を生きる力

⑥人を動かす力

⑦感謝する力

どれをとっても生きていくうえで必要な力です。この本では、この「7つの力」について、我喜屋さんの豊富な経験に基づいて、いかにその力が大切かが書かれています。そして、読んでいるうちに、自分の人生について考えさせられ、だんだんとモチベーションが上がってくると思います。私がこの本の中で最も印象に残っていることは、「プレッシャーで緊張するのは、準備不足の証である」という言葉です。この言葉のおかげで、準備することの大切さを再確認させられました。我喜屋さんの準備の基準は、自分に自信がつくまで、日々練習を繰り返すことだそうです。

我喜屋さんにとって興南中学、高校に在籍する子どもたちは、とにかく可愛いそうです。だから、豊かな人生を送ってほしいと心から願っており、そのためには、人間形成が大事になってくるので、生徒には厳しく接しています。私は、「7つの力」は素晴らしいと思います。人間は、最後には自分の人生は自分で決定し、自分で道を開いていく必要があります。自分で人生の根っこを張り、常に変化できる人は、どんな逆境が来ても強いと思います。そして、自分が形成されているので、前向きに自分らしく物事に取り組めるでしょう。本当に素晴らしい教育をされていると思います。


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