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ジェーン・エヴリン・アトウッド、サム・エイベル、井津建郎、井津由美子が参加。イベント開催のお知らせ。

いよいよ軽井沢フォトフェストが開幕しました!4月12日(水)~15日(土)には、海外から写真家をお招きしたトークイベント「KFFゲストスピーカーシリーズ」やワークショップ、写真家とディナーを共にするイベントが開催されます。トークイベントは参加無料。軽井沢ユニオンチャーチの素晴らしい空間で写真家たちのトークをお楽しみいただけます。また、有料のワークショップやディナーも、世界的に活躍する写真家と交流できる軽井沢フォトフェストならではの特別な企画となっていますので、この機会をお見逃しなく!

申込・詳細はこちら

KFFゲストスピーカーシリーズ

4名の写真家が各々の代表的な作品について、これまでの歩みについて語るトークシリーズです。

会場:軽井沢ユニオンチャーチ 
時間:19:00~20:45 参加費:無料

ジェーン・エヴリン・アトウッド

日程:2023年4月12日(水)

ジェーン・エヴリン・アトウッド

プロフィール
ニューヨーク生まれ。1971年からフランスに在住。「盲目の子どもたち」というテーマで、1980年に第1回W・ユージン・スミス賞を受賞。以降、ライカ社のオスカー・バルナック賞、アルフレッド・アイゼンスタット賞など権威ある賞を受賞。また報道カメラマンとして、1995年に阪神淡路大震災、2001年アメリカ同時多発テロの取材も行っている。世界各地で展覧会を行い、2022年にはシャネル・ネクサス・ホール(東京・銀座)にて日本初個展となる『Soul』を開催した。http://www.janeevelynatwood.com/

井津建郎「地図のない旅」、井津由美子「Saul Leiter: In Stillness」について

日程:2023年4月13日(木)

井津由美子、井津建郎

プロフィール
井津由美子(いづ・ゆみこ)
1998年アメリカ、カリフォルニア州のブルックス大学写真学科を卒業。2003年より大型カメラでプラチナ・パラディウムプリント技法による『Secret Garden』を制作開始。2016年に『Secret Garden』と『Faraway』を収録した写真集『Resonance』を出版。2017年から微細な鳥の巣と羽根の抽象的イメージで成り立つ『Icarus』を東京、台北、バンコク、サンタフェ、パリのギャラリーで発表。2020年に東京のBOOKMARCにて、故ソール・ライターのアトリエの写真集『Saul Leiter: In Stillness』の出版を記念して写真展を開催。2022年に最新作『うつろい』写真展を京都のお寺にて開催。2007年にニューヨーク州ウッドストックのセンター・フォー・フォトグラフィー奨学金受賞し、数多くの展覧会を開催。

井津建郎(いづ・けんろう)
1949年に大阪に生まれる。日本大学芸術学部に在学中に21歳で渡米、以来2021年までニューヨークに在住、活動を続ける。現在は金沢在住にて作品制作と発表を行う。1974年ニューヨークでKenro Izu Studioを開設、コマーシャル写真の仕事をしながら作品制作を開始、ライフワークとなった『聖地』シリーズは1979年から始まった。聖地の濃密な空気感を捉えるために密着プラチナ・プリント技法を使用し、そのために14x20インチのカメラ・ネガを得るカメラを特注、1985年~2016年まで『聖地』を制作。他のシリーズとして『永遠の光』にてインドのヒンドゥー教徒の誕生から死に至るドキュメンタリーのシリーズ制作。2013年〜2016年『レクイエム』はイタリア・ポンペイにおいて1900年以上前に火山の噴火で発掘された人々を悼む作品。2015年~2017年『抚州:忘れられた大地』はダムによる水没と過疎で消えゆく中国の歴史ある地域を取材した作品。2017年~2019年『もののあはれ』の一部としての『能』の作品を2018年から日本を舞台にして始める。現在も進行中。『Sacred Places』(2001年)をはじめとして『Eternal Light』(2016)『無常:50年の旅』(2022)まで20冊の写真集を刊行。作品はMetropolitan Museum of Art (New York), Arthur M. Sackler Gallery (Washington D.C.), 清里フォトアートミュージアムなど数多くの美術館に収蔵されている。アメリカ連邦芸術基金、ニューヨーク芸術基金、グッゲンハイム基金などを受賞。

サム・エイベル「写真人生」

日程:2023年4月14日(金)

サム・エイベル

プロフィール
アメリカ・オハイオ州シルバニアで教師であった父親から写真を学ぶ。ケンタッキー大学を卒業後、ナショナルジオグラフィック社で33年間、契約カメラマンを務める。1990年、ニューヨークの国際写真センターで個展『Stay This Moment』を開催し、写真集を出版。以降、写真作家としての活動のほか、写真の指導や講演にも力を入れている。http://samabell.com/

ワークショップ

ジェーン・エヴリン・アトウッド「写真で語るストーリー」

彼女のストーリーテリングのアプローチはあなたの写真にも応用できます。ストーリーテリングは旅行写真、日常の記録の編集、そして写真プロジェクトに目標を持つための有用なツールにもなります。このワークショップでは、ストーリーテリングの練習を始めるための基礎を教えます。日本のみならず世界中の写真家が参加するこのワークショップは、写真についての様々な視点からの実り多い対話と議論を交わす場となるでしょう。

日時:4月13日(木) 9:00〜17:00
参加費:30,000円 定員:10名
内容:
9:00~10:45:ジェーンの作品によるケーススタディ
10:45~11:00:休憩
11:00~12:30:受講者の自己紹介と写真の鑑賞
12:30~13:30:昼休み
13:30~16:00:写真撮影会
16:00~17:00:まとめ

井津建郎、井津由美子「作品制作のフィロソフィー」

少人数のクラスで、井津建郎氏・由美子氏の指導を同時に受けられる貴重なチャンスです。建郎氏は、アメリカのアート界で最も著名な賞、グッゲンハイム賞の受賞者でもあります。彼のプラチナプリントは、多くの専門家に世界最高作品と絶賛され、国内外の最も重要なギャラリーや美術館で収蔵されています。由美子氏は写真家ソール・ライターのアトリエを写した写真集『Saul Leiter: In Stillness』で知られる写真家です。ニューヨーク州のウッドストックにあるセンター・フォー・フォトグラフィーの奨学金の授賞者でもあります。

日時:4月14日(金) 9:00〜17:00
参加費:30,000円 定員:10名
内容:
9:00~10:00  自己紹介、参加者自己紹介(それぞれの写真経歴とこのWSで期待すること)パワーポイントを使って写真についてお話しします。
10:00~11:00 参加者ポートフォリオ・レビュー(最大20点、可能であればプリント持参、サイズは問いません。デジタルの場合は作品はスマートフォンではなくノートパソコンもしくはタブレットを用意ください)
12:00~14:00 ランチをとりながら8x10カメラを使ってホテル敷地内でのデモンストレーション
14:00~15:00  ポートフォリオレビュー続き、作品を作るプロセスについて:テーマの設定、ストーリーの構成など
15:00~16:00 作品の発表についてのプロセス:ギャラリーとの関係性
16:00~17:00 写真集制作についての話
17:00 閉会

サム・エイベル しなの鉄道撮影旅行「PHOTO TRAIN」

※満席につき締切ました。内容はこちら

VIPディナー

ジェーン・エヴリン・アトウッド、井津由美子、井津建郎、サム・エイベルと特別な時間を共有するVIPディナーを開催。参加費の一部は軽井沢フォトフェストのサポート費として使用させていただきます。

日時:2023年4月15日(土)19時〜21時
会場:旧軽井沢 ホテル音羽ノ森
内容:コース料理、ドリンク(ワイン・スパークリング・ビール・各種用意ございます)
参加費:25,000円(税込/1名)
定員:20名

全てのイベントの申込・詳細はこちらから。

※満席でご参加いただけない可能性がございます。お早めにお申し込みいただけますようよろしくお願いいたします。


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