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事業会社でのデザイナーの悩みと社内デザイナーコミュニティを作るまで
レイヤードは6月末が期末なのですが、期末での決算やら評価やら翌期の目標設定だの組織変更だの、7月には全社会議もやりつつ、8月には夏休み突入と、バタバタしてまたブログが滞ってしまう、そんないつも言い訳からスタートするレイヤードの社長のブログです。みなさまこんにちは。
さて、今回はレイヤードのデザイナーについてのお話。
ちょっとだけ余談ですが、私は毎期終わったタイミングで全社員と面談をしていて、今年も全社員との面談を終えました。組織も大きくなってきて、私が直接コミュニケーションをとらない人も増えてきたんですが、それでもこうやって1年に1回ぐらいは近所のおせっかいオジサンぐらいの感じで会社に対して思ってることや、自分のキャリアで悩んでいることを聞いたりしてます。
そんな中で、あるデザイナーから、デザイナーとして相談できる人が少なく伸び悩みを感じる、という相談を受けたお話。
レイヤードは医療向けのSaaSプロダクトを多数手がけていて、エンジニアだけでなくデザイナーも複数に在籍しています。ただ、プロダクト開発だけではなく医療機関のWEB制作や映像制作なんかも手掛けていることから、エンジニアに比べてデザイナーは複数部門に配置が分かれていたり、WEB・映像・ブランドデザインと専門性も分かれていて、どうしてもチームで動くよりも個人で動くことが多い職種です。
社内のデザイナー同士のつながりをもっと作れないか、社内デザイナーの部署を超えたコミュニティを作りたい!ということで「やったらええやん」と無責任な発言をした結果、デザイナーが主体的に動いて社内デザイナーコミュニティを作ったお話。
この前無事第1回コミュニティも開催され、その報告も上がってきたのでこのブログでも紹介しようと思った次第です。
社内デザイナーコミュニティを作るぞ!
ここからは、実際にコミュニティづくりに尽力したデザイナーの資料を抜粋。
最初の面談の時のデザイナーMとの会話。
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そもそもレイヤードのデザイナーって何を求められているの?って話で私がホワイトボードに書いた図(をすごくきれいにまとめた)
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レイヤードは究極的に医療機関の成功(私達のカスタマーサクセス)を実現したい。そしてデザイナーもそのための重要な役割を担っているよ。
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そのために部門横断的にデザイナーによるデザイナーのためのコミュニティ「デザイン会」を作ろう
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第1回デザイン会をやってみて振り返り
第1回のデザイン会を開催して、Mさんが振り返りを社内Notionにまとめてくれました。本人の振り返りはこちら。
念願のデザインコミュニティを発足できて、とてもうれしい気持ちでいっぱいです!
インハウスデザイナー2社目の私ですが、1社目のときにインハウスの課題と感じたのは「閉塞感」「孤独感」「成長の鈍化」でした。レイヤードに転職する際にも事業会社では必ずたどり着く課題だと認識していたので、それを打開する対策を立てる必要性をずっと感じていました。
この会やSlackでのデザイナーチャンネルの立ち上げによって、その課題へ具体的にアプローチし、5名全員の成長支援機会にできればと期待しています。
点と点になっているデザイン組織を線にやがて面にしていくことで、この会のゴールである企業価値向上・カスタマーサクセスへの貢献を部署・立場を横断してみんなで目指していきたいと思っています。
今回のこの取り組みは、社員が自主的に動いて部門の枠すら超えた社内の取り組みをスタートしてしまいました。
こうやって、組織として縦の糸(部門やチームごとの指揮命令系統)だけでなく、横の糸(部門を超えたプロジェクトや取り組み)が増えていくことは組織としての強さにつながると思ってます。でも、なかなかイチ社員の立場からすると部門を超えた取り組みを始めることってすごくハードルの高いことだったりします。
それを乗り越えて、こうやって新たな取組みをイチ社員の立場だろうがどんどんスタートさせてくれるのは、単純に社長として本当に嬉しい限りです。
レイヤードは医療をわかりやすくしたい
レイヤードのPurposeは「医療をもっと、わかりやすく」です。
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「わかりやすく」するためには、デザインの力がすごく重要だと思ってます。医療はまだまだ難しいことだらけ。そんな医療をわかりやすくするために、レイヤードではこれからもデザイン組織を強くしていきたい。
もし、医療のデザインやレイヤードのデザイン組織に少しでも興味を持ってもらえたら、是非気軽にコンタクトください。
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