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ミャンマーで出家した経営者の話

私の話でもあり、Twitterの創業者Jack Dorseyの話でもあります。

もう5年以上も前の話になります。

2015年4月。念願叶い、ミャンマーで事業を立ち上げるべく長期出張としてヤンゴンの地に降り立った私は、すぐに致命的なミスを犯してしまったことに気がつきます。(詳しくはリンク先の体験記をご覧ください)

➡︎ ミャンマーでの出家体験記はこちら!

結果、短期(1週間)の出家をすることになり、その経験が現在の経営にダイレクトに繋がっているのですから、面白いものです。(私の会社では、朝礼の代わりに全員で2分間の瞑想をして、仕事をスタートします)

朝3時起床でひたすら瞑想、瞑想、瞑想、瞑想。瞑想漬けの日々。インドからの仏教留学生以外に外国人はおらず、そもそも会話は基本的には禁止されているので、どっぷりと瞑想に浸かることができました。

出家をしたことで、ミャンマーの大多数を占める仏教徒の友人や社員の私への見方に、かなりポジティブな変化があったように思います。私の人間性に関係なく、ミャンマーにおいて僧侶は非常に敬われる存在なのです。笑

大学時代にインドのリシュケシュにあるヨガ道場にお世話になるなど、昔から興味関心があり、いつかは出家してみたいと思っていたのですが、当時はまだ今のようにマインドフルネスの知名度は無く、この数年の変化に驚くばかりです。(変な奴だと思われていたので嬉しい)

今では、Twitterの創業者であるJack Dorseyが、自身の誕生日にミャンマーの避暑地Pyin Oo Lwin(ミャンマー人の理想のリタイア先でもあります)で10日間の瞑想修行(厳密には出家ではない)を行ったこともあり、外国人がミャンマーで出家や瞑想ということも、少しずつ広がって来ているように思います。

私が大好きなミャンマー発の家具ブランド「Nicco」(日本と北欧にインスパイアされたらしい)の代表(何人だったっけ、、、)は、ミャンマーで瞑想の修行に明け暮れた結果、移住して家具ブランドを立ち上げたんだ、と工房に遊びに行った際に教えてもらいました。

日々の瞑想は、新型コロナをきっかけに、事業や自身のあり方を見直す助けにもなってくれています。みなさんも、もしご興味あればミャンマーでの瞑想修行はいかがでしょうか?(瞑想センターの英語ページもありますよ!)需要があれば、出家レクもいたします。笑

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