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時給ではなく、分給で考えた方がシステム設計しやすい気がしてきた

働き方改革に取り組むことが当たり前になった昨今、労働基準法を遵守するには、労働時間を正確に算出することが必要だ。ただ、この労働時間の計算を正確に行うのは、結構やっかいなのだ。それは、月給、時給、日給等、人それぞれに計算条件が異なるのが原因だ。例えば、月給の社員の残業代を算出するには、いったん月給→時給に時給換算して1.25倍だとかする必要がある。そうしたとき、算出アルゴリズムの基本設計がダサいと、if文の分岐だらけになりがちで、コードがとても醜くなる。いろいろ考えていると、そもそも、時間そのものが12進法と60進法の組み合わせになっているのがNGだと思うようになった。いったん10進法で考えて、元に戻す処理をすると、誤差が出る。困ったものだ。で、、、試行錯誤した結果、誤差をなくすには、、「分給」だとか、「秒給」で考える方がやりやすいことに、いまさら気づいた。ただ、そんな労働条件のとこは見たことない。結局、残業代を計算しないのがベストな選択だが、労働基準法では、1分単位での算出が求められている。Excelでタイムカードを管理すると”7.75”時間なのか、”07:45”なのか、頭がフリーズする瞬間がたくさん出てきて、結局、電卓叩いて確認作業をするハメになる。(続く)

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