この本読んだことあるよって言いたいがために読書してる。
どうもこんにちは。ケースカです。
最近グッと寒くなってきましたが、そうなるとなかなか家から出るのが難しくなってきます...。
となると家で何をするか。
そう!読書です。
読書の秋はもう過ぎ去ってしまいましたが、冬も家に引きこもって本でもゆっくり読むのもいいのかななんて⛄
ちなみに私読書は好きですがあまり得意ではありません。
文章を読むのは恐らく早い方なのですが、何しろ頭に入ってない!
一冊小説を読み終わって、主人公の名前を覚えていないなんてことはよくあります(^_^;)
そんな私ですが、今年はたくさん本を読もうと努力をしております。以前は小説しか読んでいませんでしたが、学術書や絵本など幅広く読むように努めています。最近はディケンズの「クリスマス・キャロル」を読んで気分をクリスマスムードにしました🎅
私が本を読むようになったのは学生時代のある経験が大きく影響しています。
学生時代にボランティア団体に所属していた私は、東日本大震災後に東北を度々訪れておりました。小学校などでの様々な活動に携わらせて頂いたのですが、その際に出会った校長先生との会話で私は大変恥ずかしい経験をしました...。
その校長先生は大の読書家らしく、暇さえあれば本を読むようにしていると仰っていました。そして時間がないときにも、新聞の書評などを読んで、常に本に関する情報を収集していたと...。すごすぎます本当に...。
その先生とお話をしていて、様々な作家の名前が出てきたのですが...
一個も知らなかったんです。本気で。
トルストイ?ドストエフスキー?ヘッセ?誰?みたいな感じで...。
先生も正直呆れていました...。今どきの若者は読書もしないのか...とガッカリされていたと思います😞
ボランティア活動が終わり、本屋さんへ直行しました。
そして、先生の会話に出てきた作家の作品をひたすら買いあさりました。と言っても、今まで読書なんて感想文を書くときくらいしかしてこなかったので、当然難しいものは読めず。
だったらと、有名な作家の作品の中で一番薄い文庫本を選んで読み始めることにしました。
何週間もかけて読み終わり、次はかろうじて名前を知っている夏目漱石、宮沢賢治、ヘミングウェイなど有名どころを片っ端から読んでみることに。
そうやって、学生時代はとりあえず作家のネームバリューのみで本を選んで読んでいました。
その経験を通して、私が読書を始めるに至った理由はただひとつ
「あぁ、夏目漱石ね!〇〇なら読んだことあるよ!」と言いたいがために。
だってなんかカッコいいじゃないですか。いろいろな作家の名前が出て、
「あぁ、これ読んだことある!そっちも!」って
恥ずかしい理由ですよね...。ただの見栄っ張りだと思います。
でもこんな動機でもいいんじゃないかなと思うんです。きっかけはそんなでも、読書を楽しんで、そこから会話が生まれていけば意味があるんじゃないかなって。
機会があればもう一度あの校長先生とお話してみたいです。
次は僕のオススメの本を紹介出来たらいいな📚
ケースカでした。
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