散文詩 「ピクシー、ピクシー、雪を降らして」(2011年)
浄化のための超過期間、諜報機関、消化の器官、ありふれているの、先ぶれているの、落ちぶれて、気が触れて、何に触れたいの?とそう言った――氷河期と間氷期、戦争と平和、退屈と刺激、すべって転んで、赤い消火器をぶちまけてしまった、教室は雪のように真っ白になった――「白雪姫、という言葉が現代に転生して、彼女と僕は、東京の真ん中で出会うことになる、刷り込み現象だ、東京は世界でもっとも女が美しい国の中心にある、だけど男のことは何も聞かないでほしい」――昇華していく、ダイアモンドダストにエン