見出し画像

"自然への気づき"への自然な動詞②

シェアリングネイチャー。自然の喜びをわかちあう活動。ジョセフ・コーネル氏が提唱しているのがフローラーニング。自然教育において、どうしたらひとつの目的を持った流れ(フロー)を展開できるか。「流れ」に着目している点がとてもユニークだ。フローラーニングには4段階ある。第2段階は、「感覚を研ぎ澄ます」。どれだけ自然を学べるかは、どれだけ五感を使って精神を集中できるかにかかっている。熱中するだけでは十分でない。気が散ってしまうと、自然にせよ別の対象にせよダイナミックに「気づく」ことはできない。そこでこの「熱中」を何かひとつのことに「集中」させるように持っていく。緩んだ氣を張る氣へ移したら、散りがちな氣を凝る氣へと運ぶ。そんなイメージだろう。張ると凝るという動詞。これらを氣のマネジメントと呼んでおこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?