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「学習障害」という能力困難における3つの動詞たち

学習障害。限局性学習症ともいわれており、英語表記ではLDと表記される。その定義は「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すもの」。発達に遅れはないがある限られた能力に困難を抱えている。ただ、わかるようでよくわからないのが本音。すこし具体的に見てみよう。代表的なものが3つある。ディスレキシア、ディスグラフィア、ディスカリキュリア。つまり、読みの困難・書きの困難・そろばん(算数)の困難だ。読む、書く、計算する。マルチプル・インテリジェンスの8つの知能のうち、論理・数学的知能と口語・文語的知能に該当するのだろう。自閉症やADHDに比べると認知度が低い学習障害。幼少期には周囲からはわかりにくいので当人はより生きづらい。

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