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その社長、恋愛対象ですか?【リクルート】

こんにちは、おくだです。
今回は、リクルートについて、書いていこうと思います。

今現在、リクルートの窓口として業務をしておりますが、
私も学生の頃、普通に就職活動をし、採用試験を受けて就職をしました。

その時、とても印象に残ったことがあり、
今就職活動中の学生さんにも、きっと役に立つであろうと思うので
ここで紹介させていただきます。

※あくまで参考程度に受け取ってくださいね※

とある企業の採用試験に応募した際、その会社の社長さんの方針で、
合否に関わらず「弊社を受けてよかった」と思ってもらえるよう
リクルートのコツや役立つ話をしてくれる、という
ちょっと変わった会社がありました。

一言挨拶面談や、自己アピールのプレゼン発表会、
採用側の気持ちになれる試験など、
本当に変な試験ばかりだったのですが
その中でも、印象に残ったのは社長の言葉でした。

採用試験を受ける時、必ず、社長を見るんだよ。
その社長が「自分にとって恋愛対象として考えられる」なら受けるべき。
恋愛対象として考えられない」なら、辞めるべきだよ。

はい?

初めて聞いたとき、正直びっくりですよね。
何言ってんだろうって、私も思いました。

その後、どういうことなんだろう、と私なりに考察し
ようやくたどり着いたのが、下記の考え方です。

恋愛対象で見れるか?というのは、勿論
社長と付き合いたいか?という意味ではなく、

もし、恋人として見たとき、
その「振る舞い」や「言動・態度」に嫌悪感を持たないか

つまり、「生理的に無理な人」ではないか

ということなのかな、と。

例えば、
「立場の弱い人へ横柄な態度をとる」
「言葉遣いが乱暴」
「休日の様子をすべて把握したがる」などなど…
そんな人は恋人でも嫌だし、社長でも嫌ですよね。

就職はお見合いだ、なんて言葉もあります。
人と人が、顔を合わせて互いについて話し、
双方が気に入れば縁を結ぶ。

そんなやり取りの中で、会社の顔である社長が
自分にとって生理的に受け付けない人なのであれば
きっと、その会社で長く働いていくのは、大変だと思います。

職種にもよりますが、就職してからは
会社にいる時間や仕事をしている時間が、とても長くなります。
1日の多くを過ごす環境が、自分にとって少しでも過ごしやすくなるように
業務内容と同じく、一緒に働く人やそのトップとの相性は
会社を選ぶ指針として、大事なのではないでしょうか?

その社長さんは、私たち学生の心に残るよう
「恋愛対象か?」というキャッチーな言い方をしたんだと思いますが
社長と学生とでは、年齢差的に現実味が薄いと思うので、
私からはこんな風に問いかけてみたいと思います。

あなたが受けようとしているその会社の社長が
自分の父親・母親・兄弟姉妹だったとしても良いと思えますか?

その問いかけにどんなことが思い浮かぶでしょうか?

「話し声が大きくて、ちょっと怖かったな」とか
「部下の失敗を笑い話にしてて嫌だったな」とか。
「言葉で言い表せないけど、なんか生理的に受け付けないな」とか。

自分の中の感性で、嫌だなと感じたものにもう少し注目してみませんか。
そんな人が自分の父親だったら、母親だったら、兄や姉だったら。

特に大事だなと思うのは「説明できないけど嫌な感じがした」という
本能的な感覚を持っていてほしいということ。
自分の身を守る上で、常に持っていてほしいなと思います。

職種や業種、仕事内容や給料、家から近いか、有給や福利厚生・・・
いろんな目線で、理性的に会社を選びながら
「この人と働きたい」「この人と一緒なら面白そう」と思えたら
飛び込んでいける本能的な直感を大事にすること。

両立するのは難しいことですが、
あなたが、自分の人生を豊かにできる仕事を選べることを
心から応援しています。

(ちなみに、余談ですが
 件の社長について、残念ながら生理的に受け付けなかったため
 採用試験を途中で辞退させていただいた、というオチでした。笑)

さて、次回はまた違った話題を書こうかと思います。
ぜひ次回も読んでいただけたら嬉しいです。

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