学び方の違い(大人と子ども)

こんにちは、keyです。今日は子どもの教育と大人の教育の違いについて少しお話しします。

「会社で受ける教育ってつまらないなぁ、小学校の頃は楽しかったのになぁ」って感じた経験はないでしょうか?

もしくは、研修をする立場で「なんでこんなに丁寧にやってるのに、皆ちゃんとやらないんだろう?効果が出ないんだろう?」と思った事はないでしょうか?

これは、上記の子どもと大人の違いを意識せずに、これまでの教育観を引き摺っている事に大きな原因があると考えています。

では、子どもの教育と大人の教育との違いはどこにあるのでしょうか。
結論として一言で端的に言いますと、「学ぶ理由が要るか要らないか」です。

ご存じのように、子どもの教育の代表例は学校教育です。現在の日本では、子どもたちは規定の年齢に達してからの義務教育が9年間あります。
その後は高等学校や各種専門学校、大学等を経て社会人となる方が多いのではないでしょうか。

社会人となってからは、入社した企業が社員に行う社員研修、専門家等によるビジネススキル研修などの教育が必要に応じて行われることになります。どちらにしても、その形式や内容も様々です。

つまり子どもの教育の主たるものは学校に、社会人の教育の主たるものはビジネスの現場にあると言えます。

この違いが意識されずに、教育や学び、研修といったものが行われているケースが多く、会社での新人研修やスキルアップ研修での成果が思うように出ない事に悩んでいるようです。

子どもは学ぶために学び、
大人はビジネスのために学ぶのです。

学ぶ場所も
学ぶ内容も
学ぶ理由(目的)も
学ぶ期間も
望まれる成果も
達成したいゴールも

同じ教育のようで全く異なるものなんです。
そのポイントが「学ぶ理由が要るか要らないか」だと考えています。

では、どう考えてどう取り組めば良いのか等、詳しい話は今後分けてお伝えしていきますね。

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