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アメリカ(の一部の州)は合法でも日本は違法!

ケビンです。

職場の同僚に今朝会ったらとても残念な顔をしていました。どうしたの?と聞いたら彼女の昔好きだったアイドルグループの男性が大麻を所持していたということで逮捕されてしまったそうです。ここのところ、有名人が薬物で捕まるということが多いようですね。

世界中で薬物問題は大きな課題となっています。いわゆる麻薬、コカインやヘロイン、覚醒剤は気分を高揚させたり幸せな気分にさせる反面、中毒性や依存性が高く、過剰摂取により死に至らせる可能性もあります。これらは世界中の多くの国で禁止薬物と指定されています。

一方、大麻(マリファナ)に関しては国によってその取り扱いが違います。日本とアメリカではどのように違うのでしょうか?

今日は大麻(マリファナ)のことを書きますが、あらかじめはっきりしておきますね。僕はドラッグやマリファナをしたことがありません。またこのnoteはこれらの薬物を勧める意図は全くありません。ご承知おきください。

大麻は日本では違法!!

タイトルの通り、大麻(マリファナ)は日本では違法です。大麻取締法という法律によって禁止されています。実は日本中に自然と生えているということですが、それを採取することも禁止されています。興味深いのは、大麻の使用だけならば違法にはならないとのことです。でも、実際は所持しないと使用できないので、使用だけというのは現実的ではないですね。

問題は、大麻は日本で非常に手に入りやすいということです。上にも書きましたが、大麻は日本中に生えているそうですし、育てるのが簡単だそうです。また、神社の宗教行事のために麻は長い間使われていたそうです。

アメリカは医療用大麻と嗜好用大麻の二種類の取り扱いがある

アメリカは大麻について、痛みや鎮静の作用を目的として使用する医療用大麻と、タバコなどと同様に嗜好のための大麻との二つの取り扱いを法律で決めています。

医療用大麻が許可されている州

医療用大麻が初めて許可されたのは1996年、カリフォルニア州でした。2019年現在、アメリカで医療用大麻が許可されている州は33州あります。

医療用大麻はアメリカではある程度肯定的な受け止めがされています。特に、オピオイドという中毒性・危険性が高い鎮痛剤の代替薬として認知されています。

嗜好性大麻が許可されている州

嗜好性大麻が初めて許可されたのは2012年。コロラド州とワシントン州から始まりました。その後、アラスカ州とオレゴン州が2014年に許可され、2016年にはカリフォルニア州、ネバダ州、メイン州、そしてマサチューセッツ州が合法とされました。2018年にはミシガン州とバーモント州が合法となり、現在合計10の州で許可されるようになっています。今年にはニュージャージー州、ニューヨーク州、そしてイリノイ州が合法化される方向です。

マリファナ・ビジネスが広がる

医療性・嗜好性大麻の許可がアメリカの州で増えるに従って、マリファナ・ビジネスが爆発的に増えてきました。CBD(大麻の成分)が入っている食品やサプリメント、また大麻自体を売買する会社が出てきました。

僕が驚いたのは、大麻を買うことができるアプリ、しかもポチッと押してから60分以内に届けてくれる、デリバリーサービスも存在することです。

危険性を無視してはいけない

アメリカでは大麻が様々な州で合法化されていますが、危険性も決して無視できません。大麻の乱用によって身体・精神的なダメージを受け、また社会的にも大きな問題になります。

何よりも、日本では違法ですので、決して手を出してはいけません。

まとめ

冒頭でも書いた通り、僕はマリファナをした経験がないので、どのようなものかをお伝えすることができませんし、また決してお勧めしているわけでもありません。

でも、いつか日本でも合法となる日が来るのかもしれません。たとえそうだとしても僕はやらないだろうなぁ。


ありがとう。

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