『ネオサピエンス 回避型人類の登場』読んだ

人とのコミュニケーションが苦手なので、なんとかしないとという今年、この本をまず読んだ。人とのコミュニケーションが苦手なのはなぜなのだ?

なんか、幼少期のコミュニケーションの不足とかいう話と一緒に、IT技術の発展やデータ主義、合理性、効率、SNSといったことが載っていて、なるほどと思った。あと、昔はそういうタイプの人は子供がいなかったけれど、いまは医療の発展により、そういう人も子供を作れるようになった、(不妊治療とかで)といっしょに、そういう人たちの子供が、ますます回避型の人類になっていくというような話。


ホモ・デウスという言葉の出てきたので、ハラリのサピエンス全史(本書籍内でも紹介されていた)は少し気になる。

この本、なかなか面白かったけれど、最終章は未来予測的な面があるのと、自分のコミュニケーションの苦手さをどう克服するのかについての指針は得られなかった。

ただ、コミュニケーションの苦手な人が多くなっている、ということを知れたからそれはいいかも。読みやすい文章でした。

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