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「ストアカ」を退職してフリーランスになりました

いらっしゃいませ。kevinです。
今日はタイトル通り、「退職エントリー」を書きます。

はじめに

この記事は完全に一個人の退職に関する記録とメモです。すべての内容は「自分のため」に書いています。つまり自己満です。恐らく誰かの役に立つことはないでしょう。

わたしについて

広告業界から、30代でITベンチャー界隈へ。直近5年強、スキルシェアサービス「ストアカ」を運営するストリートアカデミーでマーケティング責任者として勤務。2024年6月末で退職し、フリーランスになる。

詳しいプロフィールは自己紹介の投稿にて👇

ストアカでやっていたこと

メインは、いわゆるデジタルマーケティングです。
CtoCのスキルシェアサービス「ストアカ」のマーケティング戦略の立案から企画、施策の実施・運用、データ分析に至るまで、トータルで担当していました。入社直後はTVCMなども手掛けたので、厳密にはデジタルに閉じないマーケティング全体を見ていました。

マーケティング以外では、ブランディング・広報PR・事業開発をやりました。具体的には下記のようなことを手掛けました。

  • ブランディング

    • ブランドリニューアルにおけるコーポレートタグライン策定

    • カルチャーブックの企画・制作

    • ブランドガイドラインの作成

    • ユーザー向けブランドイメージ調査の設計と実施、分析

  • 広報PR

    • 年間PRスケジュールの策定

    • 調査リリースの企画・作成

    • 他企業とのPR目的にタイアップイベントの企画

    • 採用広報

  • 新規事業

    • toCのアセットを活かしたtoB向け商材の企画・作成・営業

      • 具体的には、ストアカで教える講師を企業のイベントやワークショップに派遣する「講師派遣事業」と、ストアカの利用者に向けて企業のPRメルマガを配信できる「広告事業」

ストアカを辞める理由

理由はとりとめもないですが、いくつかあります。
これまで正社員として、副業として計10社以上のベンチャー企業に関わってきましたが、やっぱりベンチャーって面白い! 安定感のないジェットコースターみたいな環境だからこそ、日々刺激が多くて飽きがこない。

そんな日本のベンチャーにもっとたくさん関わっていきたい、ということに尽きるかなと。こんなふうに考えるきっかけをくれたのが前職のストアカでした。その意味でも感謝しています。

多様な環境で常に刺激を受けて/与えていたい

ストアカで働いている5年間はほぼずっと副業をしていました。週1日とか限られたコミットメントでしたが、社外のマーケターや経営者と触れ合うことで、自分の知らない知識やスキルに出会うことが刺激になって、自分の視野が広がっていく実感がありました。

自分の視野が広がったり、ネットワークが充実していくことで、他の仕事や出会う人にもプラスの何かを提供できることも増えました。自分という媒体を介して色々な会社や人、ナレッジが有機的につながっていく、そんな感覚です。

志のあるサービスや事業を1つでも多く世の中に広めたい

これもちょこちょこ副業をしていた影響が大きいですね。世の中にない新しい価値を届けようと奮闘している起業家がいて、でも今は全然知られていない。そんな会社やサービスが日本にもたくさんあります。

私の仕事のテーマは"serendipity(偶然の幸福な出会い)"なので、素敵なサービスと、まだ知らないけど必要としている人たちをつなげることで、win-winな社会をつくっていきたい。1つの会社でフルコミットだとキャパシティがすぐに限界突破してしまうので、まずは自分のキャパシティの許す範囲内で増やしていきたい。

「副業」では回らなくなった

ありがたいことに、多方面からご縁をいただく機会が増えました。基本的にはスポット案件ではなく時間コミットで入ることがほとんどなので、正社員の仕事を本業に持ちつつ自分の時間の切り売りだと、どうしても限界を感じ始めました。

働くことは楽しいことだと、子どもにも伝えたい

うちの子どもはまだ5歳です。
まだシゴトがどんなことなのか、具体的にわかりません。この前「今度からパパはパパの社長になるんだよ」と言ったら、謎にツボって爆笑していました(笑)

会社員だから面白くない、独立したら面白いということではなくて、仕事の内容もやり方もこんなにたくさんの選択肢があって、自分に合う働き方を選べるんだよ。ということを身をもって体現したいのです。

働きながら留学したり、大学院に通ったりすることも当たり前の時代。たとえ失敗したり挫折したって、自分の力で自分に合う働き方(ひいては生き方)を冒険のように楽しめると人生が楽しい。そんなことを父親である自分が少しでも見せてあげたいなと思っています。

一度キャリアにじっくり向き合いたい(と思っていたが…)

40を手前にして、振り返れば社会人歴も15年。良い歳になってしまった。これまで立ち止まってキャリアを振り返るタイミングがなかったので、今回の機会を使って過去・現在・未来のキャリアやライフスタイルについてじっくり考える時間を持とうと考えていました。

しかし、副業の仕事を少し増やしていくうちに欲張っていたらモラトリアム期間はなくて、有休消化スタートにあわせてフリーの仕事がフルタイムに。
とはいえ、正社員の頃よりは時間の融通が利きやすいので、働きながらキャリアにも向き合うことにします。

いま何をしているのか

6月末でストアカを退職し、現在はフリーランスとしてスタートアップ企業や団体のマーケティングを支援しています。経営層と一緒に経営課題、マーケティング課題を考えながら、実際に施策の手を動かすところまでやっています。

業種は全部違う(ストアカとも違う)のですが、toC向けサービスで自分から見て社会的意義がとても高い事業に携わっています。
このサービスが世の中に広まることで、自分の家族や知っている人が幸せになるか?という視点で仕事を選んでいます。

こども・子育て世代・シニア。どれも日本では困っている人たちがたくさんいる世代です。そういう困っている人たちに届けたいな、使ってほしいなと思っています。

これからどうするのか

正直、この先のことはまだ決めていません。
いくつか方向性はあると思っていて、
1. フリーランスを続ける
2. 法人化する
3. 再就職する

3.に関しては年齢的にも甘くないことは自覚しており、40歳を手前にして独立することのリスクも一定仕方ないと受け止めています。
ただ、やらなくて後悔するより、やってみて失敗する方が圧倒的に良いはず!と自分に言い聞かせています(笑)

現時点での妄想としては、1.で自分の提供価値と仕事に対するビジョン・スタンスをブラッシュアップしていきつつ、2.に移行していくようなイメージをぼんやり持っています。2.の方向性によっては、今1.でやっていることの方を軌道修正したり…ということもありそうです。

30代の残りは、まずフリーランスとして向き合っている仕事で貢献し続けられる人間になること。あとは、フリーでも法人化するにしても、自らのビジネスポリシーの解像度をもっともっと上げたい。

今自分が選んでいる仕事には業種ではない共通項がいくつかあって、自分が仕事を通じて何を実現したいのか?のヒントが潜んでいる感じがします。昔から飽きっぽい性格で、1つの夢を追い続ける!みたいなことがまったくありませんでした。

「夢がない」ことがコンプレックスで、それは今でもそうです。夢がないからこそ、夢を持つ人たちを応援したい!みたいなところもありますが、法人化するにしてもただの「マーケティングコンサル会社」にはなりたくないなと。漠然ですが。まあ、その方が稼げそうではあるんですけどね。

このあたりはふわっとしているので、いずれまた続報で書いていきます。

40代を手前に、自分でも「いま?!」という絶妙なタイミングではありますが、一度決断したことなのでまずはこの環境を最大限に楽しんでまだみぬ未来を探っていこうと思っています。

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