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子どもに関わる人たちと対話する“ひととき”

簡潔産業で知りたい方へ

田中里枝、
子どもに関する悩みや考えを話す会
学校じゃなくて喫茶店で開きます

以上です。(笑)

3年ほど前から、音楽教室にお通いの生徒さんの
個人面談などについて行くことが度々あり
ひょんなことからパイプが出来たもんで、
今年は面談の他にも子育てお悩み相談室的セミナーを企画してくださり
5月〜6月で複数校実施致しました。

とても有意義であると同時にめちゃくちゃ限界を感じたイベントとなりましたが




【そもそもフラットに聞けない環境】

小学校や公的機関で実施する時
学校はその子どもの年齢に合わせた建物になっているので
小学生の限りなく細く途切れそうな集中を話してる人に向けるための細工が沢山してあるんですね

先生の代わりに講師として私が立つと
物理的な上下配置になるんですよ
生徒が見上げるように出来ている
顔を上げてない子がすぐ分かるように

だから私の話を聞いてもらうのはとても楽チンでした
ただ、子ども悩み相談室と銘打つのならば
(ネーミングなど色々にはちょっとフィクションも混ぜてます)
まずは大人の話を聞かねばならい

子どもたちに授業中発言したと聞いて、
凄いね〜で終わってません?

その生徒の席に座ったお母さんは
セミナー後、呼吸が苦しくなるくらい辛いって言ってる方もいました


先生に見下げられて発言する、この構図子どもから発信するにはとてもじゃないけど向いてない


なんなら大学の講義室の如く
教壇が下がっててオーディエンスが上り坂の方が
何十%も発言しやすかったでしょう


そしてなんなら平室に机を並べて四角くしただけでも良かったでしょう


でも1番最適なのは円状になって話す、だなと痛感しました。


【そして本音が言える環境】

びっくりしたのは、その時間空きコマの学校の先生が聴講してたんですよ
それで保護者がフラットに話せると……?
(大丈夫ですその先生校長まさPTAにもないわ〜って言いに行きました)

そして何歳になっても、頭が金髪でも(笑)
「学校」というものは身体の可動域をグッと狭めますね
皆さんとても浅い呼吸で、
先生の目を気にして、
学校の環境音に耳を済ませて
セミナーを受けました



……ねえこれセミナーできたって言えます?
あかんくない???

もっと教育者と保護者と保育者、
そしてその各々の見習いの方々
これから子どもと関わってく人

色んな人が同じケースを
いっしょに見つめて感じたことをはなしたり
自分で困っていることを言葉に出したり
誰かのその様子を見守ったり

そういったことをわたしたち大人が!
やるべきなんだと思うんですよね。


大きな円卓のある「ひととき」さんで
どんなに多くても7人くらい。
美味しいケーキとお茶を飲みながら
こどもの今とこれからを対話して行きたいと思っています



【なぜ対話方式なの】


あとつくづく思っていることですが
こと教育、保育に関して生死に関わること以外で
「絶対やっちゃダメ!」なんてものないですからね

保育的教育的にタブーな言い方の方が通じる子も
もちろん居ます。

私のわかる範囲の専門性でお答えできることは
もちろん喜んでお答えしますが

「子育ての答えが欲しい」
「子どもの豊かな未来のためなにをどう摂取させる」
みたいな結果は
ここでも、小学校でも、どこでも出ません


なぜならそれを決めるのが保護者だから
第三者の私は「こうしてください」ということは
何一つ、言えないのです。言ってはいけないのです。


その不安の真ん中にある
どうしたら子育ての色々を決められるのか、
これは様々なケースはエピソードに対して
自分と違う意見を知ることで
基準を定めていく作業以外では構築が難しいと感じます


なので従来のセミナーにあるような
講師 対 聴講者
の1対1の形でなく
ディベート方式を採用しました。

もちろんその場で言葉が出なくてもいいんです
それを持って帰ることが大事なんですから


「ひととき」オーナーである、かおるさんのご好意で
今回のイベントが実現しました。
1回目を開いてみないと分からないところは沢山ありますが
できるだけ継続的に行いたいと思っています。

どうぞ
・気になってて質問したい
・そもそも田中里枝って何
・どういう雰囲気なの困っちゃうんだけど
など参加してもしなくても疑問があれば
どしどしくださいませ

どしどし答えます。
次回は、最近話したエピソードトークの
題名だけ羅列して
参加のひとつの指標にしていただけるような
noteを書く予定です
(予定は予定です)

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