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[13. ヴィッセル神戸戦] 2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記

こんにちは、kesuo-です。こちらの記事では、"2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記" シリーズの記事になります。このシリーズでは得失点のデータにフォーカスしてデータ分析を実施しております。

はじめに

今回は、第13節のヴィッセル神戸戦の得失点データを整理しました。試合結果は、3-0で勝利しました。連勝は嬉しいですね!

注意点

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

これまでのヴィッセル神戸の得失点の傾向

以前の記事でリーグ戦のヴィッセル神戸の得失点の傾向をまとめております。得失点データの考察には、下記の記事の内容を一部引用して考察しております。

ヴィッセル神戸戦の得失点のデータ

それでは、本題に入りましょう。ヴィッセル神戸戦の得失点データを整理します。

1得点目

得点者(オウンゴール)

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

なし

補足:FKからのスタートで得点が生まれたため、ボールカット者はカウントせず

ボールロスト者

なし

補足:FKからのスタートで得点が生まれたため、ボールカット者はカウントせず

ボールカット(今回のゴールはFKでボールを蹴った瞬間)から得点までにかかった時間

29秒

ーーー補足ーーー
ボールカット時間:39分54秒
得点時間:40分23秒

2得点目

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

ボールロスト者

ボールカットから得点までにかかった時間

10秒

ーーー補足ーーー
ボールカット時間:78分56秒
得点時間:79分06秒

得失点データの考察

天野選手の大活躍

まずは、天野選手が2得点に絡む大活躍でした。1得点、1準アシスト。とても素晴らしい。マルコス選手の怪我の影響で前半からの出場となりましたが、とても良い結果を残してくれました。これからも得点を生み出してくれることに期待してます。

無失点での勝利、高丘選手の安定感が目立ってきたか?

次に、今節も無失点での勝利でした。リーグ戦において、高丘選手が出場した試合では、わずか2失点です。オビ選手との出場試合数と失点数を比べると下記の通りになります。

高丘選手:7試合出場、2失点
オビ選手:5試合出場、6失点

オビ選手が出場した試合は、川崎フロンターレなどの攻撃が強いチームが対戦相手でした。しかし、上記のデータをみると、高丘選手になってから守備が安定したと言えるでしょう。これからも高丘選手らの頑張りによる守備の安定を継続して実現してほしいですね!

前半に失点しなかったことが勝利の要因か?

神戸は前半に得点する傾向があるようです。マリノスには、前半に先制点を奪われないことに期待したいです。

上記はヴィッセル神戸の得失点傾向をまとめた記事で記載した文章を引用しました。期待通りの結果を出してくれました。前半で失点しなかったことが勝利につながった要因の一つだと思います。意外と対戦相手の過去の得失点傾向を掴んで対策することが有効なのかもしれません。

マリノスが前半に先制できた。リーグ戦では、前半に先制した試合は全て勝利。

前半に先制することができました。実は、リーグ戦ではマリノスが前半に先制した試合は全て勝利しております。前半に先制した試合は下記の試合です。

- 4節レッズ戦(3-0)
- 5節徳島戦(1-0)
- 11節横浜FC戦(5-0)
- 12節FC東京戦(3-0)
- 13節神戸戦(2-0)(今節)

これからも、前半に先制点を奪える試合が増えることに期待したいです。

やはり後半の終盤にスコアが動いた

また、神戸は後半の終盤にスコアが動く傾向は見られます。マリノスには、後半から出場した選手が得点を生み出してくれることに期待したいです。

上記はヴィッセル神戸の得失点傾向をまとめた記事で記載した文章を引用しました。こちらも期待通り、後半の終盤に交代選手が得点を生み出してくれました。交代出場したレオセアラ選手のプレスから相手GK前川選手のミスを誘い、水沼選手のボールカット。さらにレオセアラ選手が準アシストによる天野選手のゴール。交代出場選手が活躍するチームは素晴らしいです!

やはり神戸が苦手とするショートカウンターでの得点が生まれた

次に神戸がボールを奪われてから失点するまでにかかった時間を確認します。失点は10秒程度ほどで失点するケースがほとんどでした。

上記はヴィッセル神戸の得失点傾向をまとめた記事で記載した文章を引用しました。こちらも過去の傾向通り、2得点目は10秒で得点が生まれました。やはり神戸はショートカウンターの対応が苦手なのかもしれません。

補足ですが、ショートカウンターに関しては神戸だけが苦手、というわけではないようです。Jリーグ全体でボールカットから10秒前後で得点が生まれる傾向があります。参考までに、前節までの全ゴールでセットプレー以外のボールカットから得点までの時間を表したグラフを載せておきます。(縦軸に得点数、横軸が得点までにかかった時間を表します。)

スクリーンショット 2021-05-09 20.39.59

終わりに

今回は、第13節のヴィッセル神戸戦の得失点に関するデータを整理しました。天野選手らの活躍、無失点勝利、とても素晴らしかったです。今後も無失点勝利の継続に期待しています!

記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!


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