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[3. コンビ・トリオランキング編] 大好きな横浜Fマリノスの2020年をデータ分析で振り返る

こんにちは。kesuo-です。前回の記事の続きになります。

はじめに

今年は、コロナの影響もあり、週末や年末年始に時間が確保できるようになってきました。そこで、冬休みの自由研究として、2020年J1リーグのマリノスの試合を様々な角度から分析してみようと思いました。私は、データ分析の専門家ではありませんので、簡単な分析のみを実施しました。この分析結果を公開することによって、マリノスサポーターのみなさんや他のJリーグサポーターのみなさんに、より深くマリノスについて知ってもらい、来年度のマリノスの試合をより楽しんでもらう材料にしていただければ幸いです。

今回は、得点に関連するコンビ、トリオランキングを分析した結果を紹介したいと思います。

今回の注目ポイント

- 特定の選手に注目するのではなく、複数の選手に注目し、得点に関連するランキングを作成したこと

注意点

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法や中身に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

コンビランキング

どの選手同士で得点に生み出しやすいか気になりますよね。ここでは、コンビランキングを紹介します。得点とアシストのコンビ、アシストと準アシストのコンビのランキングを紹介します。(準アシストとは、アシストをアシストした選手のことを指します。この記事だけの用語です。)

得点-アシストのコンビランキング

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得点-アシストのコンビは、エリキ選手-ジュニオールサントス選手のコンビ、マルコス選手-仲川選手のコンビが3回で上位でした。

アシスト-準アシストのコンビランキング

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アシスト-準アシストのコンビは、高野選手-扇原選手のコンビ、水沼選手-オナイウ選手のコンビが3回で上位でした。

コンビランキングをみた結果、意外と特定のコンビで得点を量産しているわけではないことが確認できました。つまり、誰が出てもいろんなパターンの得点が取れるチーム、ということだと思います。素敵です。

トリオランキング

こちらでは、トリオよりも少し踏み込んでトリオで分析してみます。得点時の得点者、アシスト者、準アシスト者の3者が同じであった回数を数えたトリオランキングを紹介します。(こちらのデータは、初回に紹介した記事にも載せてなかったデータです。)

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こちらの結果では、天野選手、水沼選手、松原選手のトリオ、ジュニオールサントス選手、水沼選手、オナイウ選手のトリオが2回と最多でした。(他のトリオは全て1回という結果でした。)主に右サイドでは得点を生み出すトリオが生まれやすいように見えますね。

ただし、トリオの回数の最多が2回であるということから、誰が出てもいろんなパターンの得点が取れるチーム、ということをトリオランキングのデータからも確認できました。実際にトリオ回数を分析したデータで確認したところ、得点の際のトリオのパターンは合計で40パターン以上ありました。特にエリキ選手、マルコス選手が得点を決めるパターンはとても多彩でした。

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エリキ選手、マルコス選手などは、特定のパターンに絞られず、多くの選手からボールを引き出し、ゴールまで結び付けられることがわかりました。とても素敵です。

おわりに

今回は、得点に関連するコンビ、トリオランキングを分析した結果を紹介しました。次回は、失点に直結したボールロスト回数を分析した結果を紹介したいと思います。(マリノス以外のJリーグサポーターの方も興味深いデータになっていると思われます。お楽しみに!)

記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!

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