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[6. ガンバ大阪戦] 2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記

こんにちは、kesuo-です。こちらの記事では、"2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記" シリーズの記事になります。このシリーズでは得失点のデータにフォーカスしてデータ分析を実施しております。

今回は、ガンバ大阪戦の得失点データを整理し、主に下記の3点を考察しました。

1. オナイウ・前田がいなくても、右サイドからの得点は止まらない!
2. サイドバックの優秀すぎる説
3. 試合中に負けている状態がない??

ガンバ大阪戦の結果

吹田で開催されたガンバ戦は、3-2でマリノスが勝利しました。

それでは、得点データについて確認していきましょう。

注意点

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

得失点データ

1得点目(1-0)

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

ボールロスト者

2得点目(2-0)

得点者

アシスト者(厳密にはアシストではなさそうだが、実質アシストだと思ったので記録をつけました)

準アシスト者(厳密には準アシストではなさそうだが、実質準アシストだと思ったので記録をつけました)

ボールカット者

ボールロスト者

1失点目(2-1)

得点者

PK獲得者

PK提供者

3得点目(3-1)

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

なし(CKからの得点のため)

ボールロスト者

なし(CKからの得点のため)

2失点目(3-2)

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

なし(スローインからの得点のため)

ボールロスト者

なし(スローインからの得点のため)

得失点データの考察

1. オナイウ・前田がいなくても、右サイドからの得点は止まらない!

先日、オナイウ選手の移籍が発表されました。シーズン20得点に期待していたので、少し残念ではありますが、フランスでの活躍を期待してます!そのため、ガンバ戦はオナイウ選手は出場してません。

また、前田選手もオリンピック代表に呼ばれており、ガンバ戦にはオナイウ選手に加え、前田選手も出場できない状況でした。

すでにリーグ戦2桁得点を記録した2人が不在となったガンバ戦で、得点力に若干心配がありましたが、結果として3得点を記録。全く問題なく、誰が出ても得点を取れるチームであることを証明できたと感じました。

特に、1得点目と2得点目は、右サイドからの得点となりました。前回の記事にも記載しましたが、マリノスの得点は右サイドが起点となる回数が圧倒的に多いです。前田選手、オナイウ選手が不在でも得点を生み出せる右サイドはとても魅力的です。エウベル選手と小池選手らの活躍に今後も期待大です!

逆に、左サイドからの得点増加も今後期待したいです。仲川選手や宮市選手らが左ウィングで起用された時は、ぜひアシストや得点で結果を残して欲しい!

2. サイドバックの優秀すぎる説

サイドバック優秀すぎませんか?

まず、小池選手について。1得点目の準アシスト、2得点目のアシストで、2得点の起点となりました。マリノスにとって欠かせない選手となりつつある小池選手。通算1500ゴールも記録しており、小池選手の攻撃参加時はワクワクしかありません。

次に、和田選手について。最近ティーラトン選手ではなく、和田選手が左サイドバックとして起用される機会が増えてますね。今回の試合では、1得点目と2得点目は、和田選手のボールカットから1得点目と2得点目が生まれました。両方とも東口選手からのロングボールを和田選手がカットしてます。地味に見えますが、相手からボールを奪い、しっかり得点に繋げており、今回の勝利に大きく貢献した一人と言えるでしょう。

2021シーズンの契約を更新した和田拓也。チームメイトからの信頼も厚く、パフォーマンスに波がないのが最大の特徴。頭脳明晰なプレースタイルと柔和な立ち居振る舞いで、今年も中盤の底を担う2021シーズンの契約を更新した和田拓也。チームメイトからの信頼も厚く、パフォーマンスに波がないのが最大の特徴。頭脳明晰なプレースタイルと柔和な立ち居振る舞いで、今年も中盤の底を担う | 「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン  マリノスは12日、DF和田拓也(30)が2021シーズンの契約を更新したことを発表した。和田は2019年3月に www.targma.jp

3. 試合中に負けている状態がない??

今回の試合も、試合中に負けている状況がありませんでした。つまり、ガンバ大阪がリードしており、マリノスが焦る状況がなかったということになります。実は、この傾向は6•7月の試合から続いてます。下の図に、6•7月の得失点の時間帯のグラフを持ってきました。

スクリーンショット 2021-08-08 18.48.48

このグラフは、縦軸が+1が得点、−1が失点を表し、横軸に試合時間を記載してます。試合ごとに色分けしてます。マイナスになっているグラフがないことから、負けている状態がないことがわかります。

最近のマリノスの強さとして、負けている状況がなく、ある程度余裕を持ってプレーできていることが連勝の要因かもしれません。

おわりに

今回は、ガンバ大阪戦の得失点データをまとめ、下記の3点について考察をしました。

1. オナイウ・前田がいなくても、右サイドからの得点は止まらない!
→右サイドから2得点を演出

2. サイドバックの優秀すぎる説
→小池選手が1アシスト1準アシスト、和田選手が得点に直結する2ボールカットを記録

3. 試合中に負けている状態がない??
→6•7月に引き続き、相手がリードする状況がなく、ある程度余裕を持ってプレーできている

記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!

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