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[37. ヴィッセル神戸戦] 2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記

2位を確定させ、ACL本戦出場を確定させた神戸戦の得失点データを簡単に振り返ります。今回のトピックは一つだけに絞ります。

■Topic
ボランチのボールカットから2得点

注意事項

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法や中身に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

得失点データ

■1得点目

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

ボールロスト者

■2得点目

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

ボールロスト者

得失点データの考察

ボランチのボールカットから2得点

今回は、ボランチのボールカットから2得点が生まれたことに注目します。  1得点目は、大迫選手のパスを渡辺選手がカット。2得点目は、菊池選手のパスを喜田選手がカット。マリノスのボランチが効果的に機能していた証拠です。

今節を含む今シーズンの得点に直結したボールカット回数のランキングのトップ5はこちらです。

スクリーンショット 2021-12-04 12.22.06

4位に渡辺選手がランクインしてますが、それ以外はボランチの選手ではないです。そのため、ボランチの選手が得点に直結するボールカットをする回数はそこまで多くないことがわかります。

CBのチアゴ選手と畠中選手、GKの高丘選手のボールカット数が多いことから、今シーズンは「自陣に近い位置でのボールカットからの得点」が多い印象を受けます。今節は、一列前の「ボランチのボールカットが得点に直結」した点が、今節のマリノスの変化で印象受けたポイントでした。

ボランチで得点に直結するボール奪取ができる選手として、渡辺選手の起用の起用は今後も増えてくる可能性大ですね。

終わりに

今回はヴィッセル神戸戦の得失点データを簡単に振り返りました。

ボランチのボールカットから2得点
→今シーズンは、DFやGKのボールカットから得点が生まれる印象があった。今節は、ボランチのボールカットから2得点が生まれ、マリノスの戦術変化を感じたポイントであった。

記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!


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