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[33. セレッソ大阪戦] 2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記

こんにちは、kesuo-です。こちらの記事では、"2021年J1リーグの横浜Fマリノスをデータ分析する日記" シリーズの記事になります。このシリーズでは得失点のデータにフォーカスしてデータ分析を実施しております。

今回は、セレッソ大阪戦の得失点データを整理し、主に下記の3点を考察しました。

1. 前半での2失点は、勝利が遠くなる
2. クリアボールを拾える坂元選手から2つの失点が生まれた
3. 苦しんだが、CKからなんとか得点できた

セレッソ大阪戦の結果

ヨドコウ桜スタジアムで開催されたセレッソ大阪戦は、1-2で敗北しました。

それでは、得失点データについて確認していきましょう。

注意点

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

得失点データ

1失点目(0-1)

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

ボールロスト者

2失点目(0-2)

得点者

アシスト者

準アシスト者

ボールカット者

ボールロスト者

1得点目(1-2)

得点者

アシスト者

準アシスト者

なし(CKからの得点のため)

ボールカット者

なし(CKからの得点のため)

ボールロスト者

なし(CKからの得点のため)

得失点データの考察

1. 前半での2失点は、勝利が遠くなる

前半で2失点した試合例を下記に示します。どの試合も勝利をつかめていません。

# 前半で2失点した試合例
第1節 川崎戦 0-2 負け
第2節 広島戦 3-3 引き分け
第27節 鹿島戦 0-2 負け

今節も、前半で立て続けに失点を許し、非常に苦しい展開になり、結果として敗戦しました。優勝のためにも勝利が必要不可欠な状況において、前半21分という早い段階で2失点目を許してます。そのため、選手の精神面や体力面の消耗がいつも以上に長い試合になってしまったことが、勝利をつかめなかった要因の一つと考えられます。

2. クリアボールを拾える坂元選手から2つの失点が生まれた

毎年マリノスを苦しめている印象があるセレッソ大阪の選手の一人である坂元選手。今回の試合でのゴールシーンでドリブル等で大きく目立ってはいませんでしたが、2つの失点は坂元選手のボールカットが起点となっています。

1失点目の場面は、仲川選手の何気ないクリアボールに対し、前田選手より先に坂元選手がボールを奪い(5:00のシーン)、セレッソの攻撃が継続して失点が生まれました。

2失点目の場面も、チアゴ選手の何気ないクリアボールを坂元選手が確実に拾ってから(20:20のシーン)、セレッソの攻撃が展開され、失点が生まれました。

前半においては、坂元選手をはじめ、セレッソ大阪の選手がセカンドボールへの意識が強い印象を受けました。今回、坂元選手のボールカットから2失点が生まれたことは偶然かもしれませんが、マリノスにとって坂元選手は恐ろしい存在でしょう...

3. 苦しんだが、CKからなんとか得点できた

以前の名古屋戦の記事で触れましたが、今シーズンはCKからの得点がトレンドの一つのようです。

今シーズンは、8回目のCKからの得点です。全体の得点のうち、12.5%がCKからの得点のようです。

今節の前半、流れを掴めず苦しんでいましたが、CKからの得点で1得点を返せました。苦しんでいる状況で流れを変えるきっかけを作れる、という点において、CKはマリノスの一つのストロングポイントとなっているでしょう。

前半の流れの悪い中で、1点差まで追いつけましたが、今日の試合で負けてしまったことが非常に残念です...。次節の勝利に期待してます。

おわりに

今回は、セレッソ大阪戦の得失点データをまとめ、下記の3点について考察をしました。

記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!

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